コメント欄で読者の方からインフレ対策に有効な方法を話して欲しいとのコメントを頂きましたが、テーマが大きいのでここで話してみます。
まず、日本でのインフレ対策は戦後は不動産に集約され、不動産を上手く、大きく買っていた者が成功者として持て囃され、実際資産を築いた大部分の人の富の源泉は相続したり、巨額の借金をして買った不動産であり、それ以外は新規に株式公開した創業者だけと言っても過言ではない状況でした。
確かに不動産は戦後、人口の爆発的増加を背景にした、高度成長期にはインフレヘッジとしても有効で、過去から保有する不動産は今でもそれなりの価値を持っていますから、これを無視することは出来ません。
しかし、現在は人口は既に減少に向かっており、高度成長も不可能に近く、保有費用としての固定資産税も上昇傾向にありますから、以前ほど有効とは思えず、利用価値を厳密に計算しなくては成り立たない普通の投資物件になったと言ってよいでしょう。
もう一つは株ですが、これも自分で会社を立ち上げれれば一番なのはわかっていてもかなりハードルが高い話ですから、あとは長期保有が考えられます。
しかしこれも長期保有資産株としてNO1の評価を得ていた東電の現状を見れば、ハードルはかなり上がっています。
では他に何があるかと考えれば、一般的にはやはり、GOLDや、プラチナなどの貴金属でしょう。
しかも短期に売買する金融資産として保有するのではなく、現物資産として長期保有する貴金属だと思っています。
なぜなら、資産保全にとって一番の敵は他の誰でもなく、移り気で、かつ自己資産に対しては全能な自分だからです。(笑)
売買しやすい状態の資産はインフレ対策にはなりません。
もし金融商品である貴金属ETF等でインフレヘッジを考えるなら、普段使用しない証券会社に口座を開き、しかもアクセスに使用するパスワードを完全に忘れ去り、パスワード再発行まで売買不能位の状態がベストでしょう。
日々の細かい情報で動かなくてはならない様な資産など、長期的インフレヘッジにはなり得ないのです。(^_^)
平九郎さん、こんばんは。
丁寧なご回答ありがとうございます!
「売買しやすい状態の資産はインフレ対策にはならいない」というお言葉は目から鱗でした(笑)
まずは金ETFを勉強してから休眠口座を使用して購入します^^
しかし近年の金のチャートを見ると買い辛さはありますね~、全能な自分だけにw
ドルコスト平均法で購入する方が良いのでしょうか?
う~ん、悩ましいです~。。。
つよぽんさん
日本では消費税の引き上げが控えていますから、買うとき5%の消費税を払っても、売る時騰がった税率で貰えるコインや、インゴットに人気が集まりそうです。
ただ、日本では金より安い、プラチナコインに人気が集まりそうな気がしています。
その昔日本では女の子が生まれると、嫁に行くときに持たせるタンスを作る為、庭に桐の木を植えたといいますが、今なら、プラチナコインを10枚ほど買って、庭に埋めるのが良いかもしれませんね。(笑)
平九郎(^_^)
平九郎さん、おばんです。
桐の木の話しはいいですね~
プラチナコインを庭に植えたら、金のなる木が生えてきちゃったりして^^
サロンFUJIYAMAに参加したいのですが、遠方に居住のため行けません。
今年は参加できるようにがんばります!
その時はよろしくお願い致します。