必ずご自身で「確認」のうえ「自己責任」にてご利用ください。 当然ですが、損害を蒙ったとしても、なんら保証されるものでは有りません。

上場廃止ビジネス

最近MBOが多いのは証券会社の営業政策が影響しているのだと思っています。
すこし説明がいりますが企業が新たに上場するとき、主幹事を務める証券会社は多額の手数料を得ることが出来、またその後の増資や、社債の発行などでも大きな手数料収入になりますから、その為に昔から主幹事証券の座を激烈に競って来ました。
ただ最近は上場時に多額の手数料を得ることが出来ても、その後は企業の資金需要もさしてなく、また上場できるような企業には銀行が簡単に融資してくれますから、社債の発行や、増資も以前ほど必要なくなっています。
また企業が上場する最大のメリットはやはり、人材が集め易くなることが揚げられますが、現在のような不況下では、給与条件さえよければ、人は十分集まりますから、これもさほどメリットではなくなりました。
即ち企業側にとり、上場を維持するメリットが無くなっているにも関わらず、上場維持のための費用は毎年掛かりましす、株主総会では大した株も持っていない個人株主も五月蠅いことを言います。←誰の事でしょう。(^O^)


しかも株価はワオコーポや、ホリプロのように純資産より遥かに安いことが多いですから、買い戻したほうが得になる状態で、その上株主がオーナーだけになれば配当金も独り占めできます。(笑)
また高利回りで、好財務の会社ほど、社債などの資金需要は発生しませんから、証券会社から見れば手間がかかる割に、収入にならない存在になります。
そこへ上記のようなオーナー側の事情を合わせれば、両者の利害が一致しますから、一気に経営者による企業買収へと進むことになるわけで、また買戻しには現在値より高い株価で買い戻しますから、株価も上昇し、株主も喜ぶため全てがハッピーとばかりにMBOが進みます。
まさに上場廃止のビジネス化ですが、まあ条件が成立する企業にも限りがあります。
したがって、長くは続きませんが、この不況の最中証券会社にとっては巨大な収入源になるだけに、来年はMBOが流行ることは間違いなさそうです。(^_^)

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