必ずご自身で「確認」のうえ「自己責任」にてご利用ください。 当然ですが、損害を蒙ったとしても、なんら保証されるものでは有りません。

尻小玉が冷えた?

財務省が金貨・銀貨付の復興国債の発行を予定してます。
当初三年間金利の低い、10年国債を3年以上保有したものに金貨を渡すというものですが、上記の記事では肝心の量目が分からない為、有利か否かの判断は現時点では不可能です。
ただ過去の実績から判断すれば額面1万円の金貨の量目は20g程度で、現在の価格で言えば9万円程度のものとなる可能性が強いと思えます。
これなら、当初3年間の割引金利が0.68とすると1000万円・3年で浮く金利は20万円程度にはなりますから、9万円のGOLDを20万円で売るのと同じで、この差額が発行費用と記念金貨プレミアムと言うことでしょう。
実は平九郎が以前から今回の世界的金融・財政危機の後始末として考えていたのは、まさしくこんな感じのシステムで、しかもそれを米国が最初にやると思っていたのです。
ただし、練りに練りもっと大掛かりで、洗練された形だとは思うのですが、原型をたどれば上記と同じような形になると思っています。


あとは、IMFの特別引き出し権(SDR)の1部分にGOLDを組み入れるような形でのGOLDの通貨関与が将来的に発生するとは考えますが、しかしこれをもって「金本位制復活」などと呼ぶ気は有りませんし、1970年当時ような「GOLD1オンス=35ドル」のような金ドル本位制等も現在においては不可能だとも思っています。
考えるのはあくまで信用通貨の補完としてのGOLDですが、『金本位制復活と世間が騒ぐ』可能性なら十分あります。
ただ、金本位制が復活するかと聞かれれば、平九郎の答えは『金本位制は復活しない』です。(^_^)
今回の金貨付国債は言ってみれば、先週末書いた日経平均リンク債の国債・GOLD版で、日経リンク債が日経平均プットオプションを売りそのプレミアムを支払う仕組みの代りに、金利を割り引き、引いた金利相当としてGOLDのコールオプションを付与した一種の仕組債といって良いでしょう。
しかし、以前から練られていたとは言え、前例がないものを嫌がる財務省が先陣を切ってゴーサインを出すとは、先日の国債先物相場の2円余りの急落がよほど財務省幹部の「尻小玉」を冷やしたのだろうと思っています。(笑)

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