必ずご自身で「確認」のうえ「自己責任」にてご利用ください。 当然ですが、損害を蒙ったとしても、なんら保証されるものでは有りません。

動き始め?

先週から市場を賑わしているオリンパスが決算書を5年分訂正して提出することで、上場廃止を回避できるのではないかとの観測が出始めています。
確かにオリンパスは虚偽記載により、自己資本の毀損があったとしても、本業の営業は堅調ですから、企業としては生き残る余地は十分にあり、例え、上場廃止となるだけなら譲渡が難しくなるだけで株券が無価値になるわけでもないでしょう。
最も有利子負債も7000億円ほどあるそうですから、金融機関の協力が得られなくなれば、身売りするか資金ショートで破綻する可能性は十分あります。
また冒頭で紹介した、上場維持観測も実はかなり怪しく、国会答弁で野田首相が「厳正に対処する」と発言していますから、政治的にも上場廃止になる可能性は限りなく高いです。


20年も損失飛ばしを行って来て、投資家を欺きづづけてきた企業が「決算書を訂正します」と言って上場を維持できるようならどう見ても「厳正に対処した」とは言い難いですし、それでは日本市場全体が海外投資家の不信を買う事になりかねません。
従ってオリンパスは、上場廃止は視野に入れたうえで、残存資産と、営業力を評価しての売買になりそうですが、今週も思惑が交差して動きは荒そうで、どのように動くかはサッパリ分かりません。(笑)
さて原発事故で破綻の寸前にある東電や、米国でのブレーキ事故による営業不振を乗り越えたと思ったら、震災や、タイの洪水の影響での生産制約による利益減のトヨタ、20年間の損失飛ばしで上場廃止寸前のオリンパスと超の付くような優良企業と呼ばれた企業の突然の暴落は日本の投資家にも不安を与えています。
最近デパートや専門店では高額な絵画や、高級時計、金のおりん等がよく売れていると言いますが、これらは消費が回復しているというより、株や通貨そのものへの不信が国民にも出始めているのではないでしょうか。
上記の動きは金利を加えても20年後に円が同様の価値を保っているとは思えなくなった人々が、孫に残したい資産を、円から現物資産に移し替え始めたのだと思えます。
特におりんなどは仏具として認められれば、相続税が非課税になると言われていますから、今後も人気が付きそうですが、10個も20個も買えば税務署は絶対仏具とは認めないでしょうから、沢山買ってはいけません。(^O^)

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