必ずご自身で「確認」のうえ「自己責任」にてご利用ください。 当然ですが、損害を蒙ったとしても、なんら保証されるものでは有りません。

カモはだれだ!

本日の日経によれば最近金融庁の「金融サービス利用者相談室」への相談が急増しています。(4P)
相談で目立つのは高齢者で、円高と株安により、投信やFXで損失を抱えたことを相談しているようですが、実は平九郎も同様の相談を一ヶ月ほど前に親戚のおばちゃんから受けました。
既に亡くなった母の兄弟なのですが、声は元気で若く感じられたものの既に80歳は超えているはずですから、老婆と言ってもよいでしょう。
そのおばちゃんの相談とは
「某地方銀行から勧められて、満期預金からの振り替えで欧州債を組み込んだ投信を買ったのだが、直ぐに大幅な含み損を抱え、夜も眠れないほど困っている」
というもので、おそらく金融庁への相談と同種類でしょう。


しかし相談は受けたものの、現在はまだ含み損の段階ですから、手の打ちようがなく、乗換えるか否かは結局自分の判断しだいと諭すかありませんでした。
これが現実に損失が出た後ならやり方もあるのですが、通常スポットで販売される投資信託などは途中解約が難しく、無理やり解約した時のペナルティが大きく設定されていますから、一度買ってしまえば最後までもつしかほとんど方法はないのです。
しかし、既に80歳を超えているおばちゃんが投信の満期を迎えるのは90歳近いですし、その時点では例え損失が確定しても訴訟を起こす元気はないでしょうし、相続する家族にもその元気はないでしょう。
他人事のように感じていた欧州危機を身近に感じるとともに、ディフォルト寸前の欧州債を売りつけるカモとされたのが日本の銀行であり、その顧客である高齢者という現実が浮かび上がって来ています。
数年後あなたの相続するはずの財産は、欧州債への負担に消えているのです。(>_<)

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