必ずご自身で「確認」のうえ「自己責任」にてご利用ください。 当然ですが、損害を蒙ったとしても、なんら保証されるものでは有りません。

カダフィ??

EU首脳陣による欧州銀行の増資が大筋合意され週末のNY市場は大幅高となり、今日の東京市場も寄り付きから買い物を集めそうです。
まあ信用の期日売りも既に大半が終わり、ヘッジファンドの解約売りも終わった可能性が強く、裁定残高も低水準ですから、上昇の条件は相当整っているのですが、肝心の投資家の意識は依然弱気に傾いたままです。
また欧州問題も本質的な解決ではないので、仕方がないのですが、この状態での上げは信用の拡大での上げですから、悪材料には弱く、悪材が出れば、信用の買いは直ぐ投げてきますから、長続きしません。
しかし、下値を売り込む力もありませんから、結局は押し目買いが正解で、悪材で買って、好材で売る短期トレードが効率が良いかもしれません。
また週末に書いた東電仕手化の可能性は高いと思われますが、ここで注目しているのは監督官庁である経産省大臣の意向に逆らい、社長続投が伝えられる、やらせ問題を抱える九州電力です。


まあ社長が辞める辞めないと言うより、実力者である松尾会長の意向であることは明らかですから、対立は経産大臣対、九電松尾会長と言うことでしょうが、残念ながら、この勝負は結局会長の負けでしょう。
九電は民間会社ですから、経産省大臣と言えども人事権を持っているわけではありませんが、民間会社であるからこそ、会長も社長も1取締役でしかありません。
両者が辞任しないとなれば、他の経産大臣の意向を受けた他の取締役によって解任されるでしょう。
なんといってもアップルの創業者であったステーブ・ジョブズ氏でさえ一度は取締役会で社長を解任されたのです。
違うのはジョブズ氏は、返り咲きしましたが、九電松尾会長にはそれは無いことで、どちらかと言えば、故フセイン大統領や、カダフ大佐に姿がダブります。(>_<)

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