必ずご自身で「確認」のうえ「自己責任」にてご利用ください。 当然ですが、損害を蒙ったとしても、なんら保証されるものでは有りません。

売り圧力減少

10月5日を境に明らかに底打ちしたと思えるような銘柄が増えてきましたが、これで本格的な上昇過程に移れるかどうかは正直言ってまだわかりません。
しかし、条件的に整ってきたことは確かで、期待の第3次補正を審議する臨時国会の開催も20日には始まりそうで、個人信用の期日も今日でほとんどが終わりますし、上昇への重しとなる裁定買い残も1兆円を切ってきました。
また懸念材料だったヘッジファンドの解約売りも、解約には45日前に通告が必要とのルールを考えれば今日でほぼ終了したと見てよく、売り圧力は大幅に減っています。
問題は買いのエネルギーがどこまであるかなのですが、これが個人の信用拡大程度しか、見当たらないことです。
個人信用の買いだけでは上値も限られたもので、戻り一巡後は、第3次補正と為替を睨んだゲリラ戦ぐらいしかできそうもありません。


そんななか、9月の中間決算発表に注目が集まるのは当然ですが、これも全体で見れば下方修正の可能性が高く、しかもタイの洪水が日本の製造業に与える影響がまだ分かりません。
ただグーグルが昨日発表した決算が良かったことや、製造業の見通しが悪いことから、日本でも来週からはネット系の株に注目が集まる可能性が高いと思われます。
気が付けば今年も残り僅かとなり、巷ではクリスマス商戦が話題になり始めています。
投資家も支払税額の調整のための益出しや損出しを考える季節で、あまり遅くなるとどちらも面倒になりますから、早めに手当てを行いましょう。(^_^)

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