必ずご自身で「確認」のうえ「自己責任」にてご利用ください。 当然ですが、損害を蒙ったとしても、なんら保証されるものでは有りません。

Xデー

好天が続いた3連休が明けの東京市場ですが、今週は欧州問題の楽観論を背景とした海外の大幅高ではじまりまり、此方も好天です。
さて問題はどこまで戻るかですが、残念ながらこのまま続伸を続け、本格的な上昇基調に転ずるには未だに出尽くし感が足りないように思えます。
しかも気になるのはウオール街のデモに象徴される、反金融の動きが広まり始めていることで、未だ資金流入が始まる様子がないことです。
デモの呼びかけは15日を焦点に行われているようで、所謂ネットを介した大掛かりなデモを計画していると言いますが、これが成功すれば新たな政治圧力になる可能性も否定できないだけに注目しています。
最もウオール街のデモは米金融経営者が、世界経済を震撼させるような事態を引き起こし、国家的救済策を享受したにも関わらず桁違いの高給を得続けることへの不公平感から生じたことですから、日本ではデモが大きく広がるとは考えにくいです。


しかし先ごろ英国でも頻発したネット集合型の暴動などは、別に主義主張もなく、不満を大量保有する若者のエネルギー消費の一形態でしょうから、日本の若者にエネルギーが余っているなら、騒ぎが広がることもあるでしょう。
ただどうも日本の若者にはそれほどのエネルギーを感じられませんで、まあ15日に日本でも大規模なデモが行われるようなら、考えを変える必要はあるかもしれません。
すこし話がずれましたが、要は相場も上昇エネルギーはまだ増加するには至っていないと言うことで、今回の反発は未だにショートカバーの域を出ていないと考えています。
しかし、下げるエネルギーもさほど残ってはいないため、今後は悪材料で売るのは売り方にとっては危険な賭けだと思っています。(^_^)

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