必ずご自身で「確認」のうえ「自己責任」にてご利用ください。 当然ですが、損害を蒙ったとしても、なんら保証されるものでは有りません。

一喜一憂

昨日のNY市場は153ドル高と上昇して終わったものの、一時は200ドル以上下げる場面もあり、最近の株価変動率の高さを際立たせています。
これは、欧州問題の行方が混沌としていることが主因ですが、欧州問題も元はと言えばサブプライム問題に行きつ、そしてその元をたどれば結局は人間の持つ欲望の肥大化に行きつきますから、結局なるべくしてなっているのでしょうし、今回が済んでも人々の記憶が入れ替わる7~80年もすれば再び同じことを繰り返すのでしょう。
最近金融界の強欲を標的とする、ウオール街での若者のデモが話題になっていますが、確かに同じ世界に身を置いている身としても最近の金融至上主義的な風潮には多少の違和感を感じますし、金融は実物経済があってこそ成り立つことが忘れられている気がします。
今回の動きはこれらを是正するための必然としての動きだと思えるため、あまり小手先の動きはするまいと思っていますが、それにしても国際優良株は良く下げます。


昨日は以前書いたようにソニーが30年前と同じ値段に下がって来たので、少しだけ指値をしてみたのですが、寸前のところで買えませんで、しかも今日NYが上がり、保有中のGOLD、プラチナは大幅安です。(笑)
まあジタバタせずに成り行きを見守れと言うことだと解釈し、今日は大人しく相場を見ていますが、直近のオプション市場で7750円のプットオプションの出来高が急増しています。
これは買い手が日経平均の7750円割れまで織り込んで来ていることを示していますから、やはり相場は相当な弱気に傾いてきました。
10月に入り前半期ベースでの業績予想の修正が出始める時期で、今しばらくは欧州問題の行方とともに業績予想に一喜一憂する展開が続きそうです。(^_^)

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