必ずご自身で「確認」のうえ「自己責任」にてご利用ください。 当然ですが、損害を蒙ったとしても、なんら保証されるものでは有りません。

特別配当はなにが特別?

本日の日経4pでの報道によれば、公募投信の分配金競争が過熱しているといい、10月の平均利回りは7.0%と、過去最高を記録したとあります。
利回りが良いのは結構なことですが、問題は運用益を配当にまわすだけでなく、元本の1部を配当金とする「特別配当」を多用していることにあり、投信評価会社のモーニングスターが1年以上の運用実績があり、分配金利回りが高い投信20本を調べたところ、
なんと9割にあたる18本が過去1年の運用実績を上回る分配金を支払っていたそうです。
しかも、運用実績がマイナスなのに年率20%に迫る分配金を出している投信も4本あったといいますから、もはや、運用実績と分配金利回りの相関関係は短期的には「皆無」と言ってよいかもしれません。
運用実績が上がらなくとも、高額の配当を支払い続けることが出来るなら何の問題もありませんが、無論そんなことは不可能で、いずれは帳尻を合わせなくてはなりません。
しかもこのような場合、高い配当を出しているところほど、本当の運用能力が無いのが普通ですから、後の元本返却時の元本下落による修正がきつくなるのも普通です。
元本の払い戻しである「特別配当」は行き過ぎれば、ネズミ講や、ポンジースキームと呼ばれるものと変わらなくなってしまいます。
投信業界の自浄を願って止みません。(><)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です