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新通貨体制??

昨日GOLDが1400ドルを突破した原動力は、世銀銀行のぜーリック総裁の英紙(フィナンシャル・タイムズ)への寄稿が主因だったようです。
寄稿の内容は、至極まともで、要は
「ドル・ポンド・ユーロ・円・人民元の5つを機軸とする新通貨体制を確立する事と、その際、(代替通貨)としてGOLDも活用し、通貨価値や、物価を測る指標にすべき』
 
と言うものです。
これをスワ「金本位制復活」などと囃すヤカラも居るようですが、当然そんなことは無く、これは以前平九郎もメモで書いた事のある、IMFの特別引き出し権(SDR)の活用に他ならないでしょう。
簡単に言えば、
『有力通貨の集合体であるSDRの一部にGOLDを加えたものを国際間決済に使える体制の構築』
 
と言う事だと考えています。
財務省筋には「米国が自らドル本位制を否定するようなことをするのは不可思議」等と言う向きもあるといいますが、無論そんなことはなく米国は「これらの提案はドル本位制を補完するもの」と考えているのでしょう。
そしてこれ等の提案は先に中国人民銀行周総裁が提案した「SDR準備通貨構想」と見事にシンクロします。
しかし、それもまた当然で、米国と中国は事前に周到な打ち合わせしてこれを出してきたのでしょう。
そして、英国も中国と打ち合わせをして、『米・英・中で強固なトライアングルを作る』事で残るユーロ圏の説得に当たるつもりだと思えるのです。
問題は我が日本円への説得の影が何処にもないことです。(^^)

2 Comments

maru

すいません、御教示頂けないでしょうか?
米国が「これらの提案はドル本位制を補完するもの」と考えていると仰りますが、
『有力通貨の集合体であるSDRの一部にGOLDを加えたものを国際間決済に使える体制の構築』
というのは、ドル覇権の崩壊を意味すると個人的には思います。だから、その体制の構築は、ドル本位制を補完するものにはならないと思います。
平九郎さんはどう思われますか?
何か補完する仕組みがあるのでしょうか?
ちなみに、広瀬氏によれば、米国でも鳩山レベルの発言と思われているようです。
http://markethack.net/archi
広瀬氏のこの記事をみて、私は、「世銀銀行のぜーリック総裁」って、アジア共通通貨論文を出していた鳩山レベル(平たく言えば○○)じゃないの?と思ってしまいましたが、もしかすると、私が鳩山レベルなのかもしれません。
日本語にローカライズされていないで結構ですので、情報ソースのURLも助かります。気になるので、ちょっと読んでみます。

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heikurou

maruさん
失礼しました。情報ソースは本日の日経3Pです。(笑)
ただ英文は出ていないので、豊島さんのサイト11月9日を参照にされると良いです。
http://blog.nikkeibp.co.jp/
あと、世界銀行総裁は鳩山氏より○○ではないと思います。(笑)
発表がフィナンシャルタイムズへの寄稿という形を考えると、論文は事前に世銀を実効支配している米国政府の了解があるとみるのが自然です。
米国が自国の弱体化案を了承するはずはありませんから、むしろ強化策と考える方がこれまた自然でしょう。
無論米国の真意は計り知れませんが、自信の根拠は世界最強の軍事力と、これまた実効支配化にある世銀、IMFを会わせ、世界最大の保有をしているGOLDではないでしょうか。
SDRの一部にGOLDを組み込んでも、GOLDを支配しているのも米国だと考えれば、覇権は揺るぐものではありません。

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