必ずご自身で「確認」のうえ「自己責任」にてご利用ください。 当然ですが、損害を蒙ったとしても、なんら保証されるものでは有りません。

ナンピンすべからず

アイスランドで起きた噴火の影響で、空港の閉鎖が相次ぎ、影響が広がっています。
通常火山灰は24時間程度で地上に落下するため、影響は限定的と考えられていたのですが、今回灰の粒子が細かく、その分滞空時間も長いようで、これでは航空会社や旅行会社へあたえる影響は大きく、週明けの今日は双方とも大きく株が売られることは間違いなさそうです。
ただ、火山灰は所詮元は石ですから、あまり長く浮いているはずも無く、長くても後数日で地上に落ちるか、風向きの変化などで、空路は回復するでしょう。
しかし、問題はその後で、直接的な減益要因になる航空会社や旅行会社だけでく、影響は様々な産業に及びそうです。
しかも空路の閉鎖という直接的な原因よりも本当に恐いのは、今回噴出された火山性瓦斯が成層圏に長く滞留し、エアロゾル(浮遊粉塵)という物質になって、日傘のように太陽光をさえぎり、地球の気温を下げる事です。
こうなると、今までの地球温暖化対策の為のCO2削減などがまるで説得力を失い、経済政策など根本から狂ってきます。
まあエアロゾルも寿命は1-2年のようですから、地球温暖化対策が不要になるわけではないのでしょうが、寒冷化が起きた場合、予算が付き難くなるのは間違いなさそうです。
エアロゾルが形成されて、気温低下が起きるか否かは成層圏に噴出された火山性ガスの量にもよりますから、噴火活動が続いている現状ではまだ全くわかりません。
ただこれで、世界の株式相場が大きな不安材料を抱え込んだことは事実で、ゴールドマンへの提訴なども考えると順調に回復してきた米国の上昇相場が終わった可能性が強いです。
そして、穀物等の農作物が高騰することも間違いなさそうですが、これは長期的にはかえってアメリカの国力の回復、ひいてはドル相場の上昇結びつくかもしれません。
なんといってもアメリカは世界最大の穀物輸出国ですから、穀物が暴騰すれば貿易収支は一気に改善します。
アイスランドで起きた火山の噴火は世界的な規模で様々な影響を引き起こしそうで、相場へ与えるインパクトも大きくなると思われます。
まずは「ナンピンするべからず」ですね。(^^)

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