必ずご自身で「確認」のうえ「自己責任」にてご利用ください。 当然ですが、損害を蒙ったとしても、なんら保証されるものでは有りません。

吸着剤

度重なるGOLDネタで恐縮なのですが、昨日書いたように中国は明らかに国民のGOLDへの投資を容認し、後押しをしています。
その反面、不動産投資はバブル懸念が出てきたことで、政府直轄企業78社の不動産取引を禁止し、不動産価格は抑える方向です。
比較的短期間に日本と米国で見せられたバブル崩壊の惨状を考えれば当然でしょうが、政策としては、不動産投資を抑制しGOLD投資は後押しする形です。
言い方を替えれば、不動産へ流入する投機資金をGOLDに向けようとしているのだとも言えます。
これは考えて見れば結構合理的な考えで、不動産がバブルになって崩壊すると日米の例を見れば分かるように後が厄介なのです。
これは不動産の流通が生身の人間の動きに制約されることが原因で、要は人が住んでいる家や、ビルは処理に時間が掛かり手順も面倒だからです。
その点、GOLDなら実物資産でありながらも、金融資産と同じに処理も簡単で、スピードも速いです。
また国内で投資されるGOLDを有り余る外貨を使って輸入すれば、貿易収支にも反映し、元切り上げ圧力も弱められます。
しかも国際商品ですから簡単にはバブルにもならず、保存も容易で、債券市場の発達していない中国ではインフレ抑制のための余剰資金の吸収には持って来いです。
もしGOLDがバブルとなり後に崩壊しても、投資されたGOLDは国内に留まりますから、何れは税金として国が回収することが出来、回収したGOLDは動かない土地と違って国際商品ですから再び外貨に戻すのも簡単です。
しかも最大のGOLD保有国は今も米国ですから、米国が反対する理由もなく、国際的にも受け入れられるでしょう。
昔から価値の保存や、物やサービスの交換手段として利用されてきたGOLDですが、今回中国は国内インフレ抑制の為の「余剰資金の吸着剤」として使うつもりだと考えています。(^^)

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