必ずご自身で「確認」のうえ「自己責任」にてご利用ください。 当然ですが、損害を蒙ったとしても、なんら保証されるものでは有りません。

トンデモIRとは(^^)

関東天然ガス開発がとんでもないIRを出しました。(笑)
内容は東電の支配株式の関する考え方ですが、長く証券市場を見ていても始めて見る内容です。
してその内容とは要約すれば
①東電は大株主だが言う事など聞く必要はない。
②東電から買う瓦斯には妥当な対価を払っており恩に着る必要はない。
③東電からの取締役は1人じゃないか、口を出すな我々は多数だから勝手に決める。
てな感じで、思いっきり筆頭株主の東電に喧嘩を売っています。(笑)
しかも同社は株主総会の直後の取締役会で、自社役員のストックオプション取得を決めているのですよ。(^^)
これでは自分達だけは権利を行使するが、他の株主は権利を行使するな!と言っているに等しく、無茶苦茶です。(笑)

 
大人の東電ですから、あまり無茶な事はしないでしょうが、これで次は買収されそうになっても誰も助けてくれない事だけは確定したでしょう。
平九郎の株主総会での発言が引き金になっているようですが、現経営陣は勝手に地雷を踏んだ気がします。
なにやら面白くなってきました。(^O^)/
以下同社発表IRの抜粋
支配株主等に関する事項について
③親会社等からの一定の独立性の確保に関する考え方及びそのための施策当社は、自ら策定した経営理念および経営方針に基づき、事業運営を行っております。
当社の主たる事業であるガス事業においては、東京電力㈱と協力関係を構築している一方、同社の主たる事業である電気事業とは、エネルギー分野における健全な競争関係にあり、同社事業との棲み分けがなされております。
また、同社との取引条件につきましては、輸入エネルギーの市場価格等を参考に、合理的な方法でガス源の仕入価格を決定しております。
以上に加え、取締役員数に同社出身者が占める割合も僅かであることから、独自の経営判断が行える状況にあると考えております。
④親会社等からの一定の独立性の確保の状況
当社は、自らの経営理念と経営方針に基づいた事業運営を行っており、東京電力㈱による事業上の制約は特になく、同社事業との棲み分けがなされているほか、当社役員への同社出身者の就任状況も独自の経営判断を妨げるものでないことから、一定の独立性が確保されていると考えております。
以上

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