必ずご自身で「確認」のうえ「自己責任」にてご利用ください。 当然ですが、損害を蒙ったとしても、なんら保証されるものでは有りません。

お目付け役

先日佐渡トキ保護センターで飼育中の朱鷺の雛が9羽がテンに襲われて死んだというニュースがありました。
襲われたのは放鳥後に自然環境に順化しやすくなるようにするケージのなかですが、これを調べてみると小動物が侵入できるような穴が施設に260箇所もあったといいます。
イタチ類の小動物が鳥小屋などに入り込めば、狂ったように全てを殺し捲るのは良く知られた事で、穴があればそれらが入り込む可能性は容易に推察できたはずです。
これがトキ放鳥を事業として民間が請け負っていたのなら、こんなズボラなことは考えられません。
あらゆる可能性を考え、穴は事前に塞がれていたでしょう。
今回の例は容易に予測できることでも、予測すらせず、結果上手くいかない悪いお役所仕事の典型のような例です。
さて、株式会社においてもトキ保護センターのような馬鹿なことは日々行われていますが、株式会社には株主と言う経営者のお目付け役がいます。
無論経営者が大株主を兼ねるばあいは殆ど万能ですが、株主である以上結果責任を取ることになるので、本人も必死になるわけです。
日本の会社は株主のお目付け役としての機能が薄かったのですが、今後は変わるべきでしょうし、変わると思っています。
資本と言うトキの雛を殺さない為にも、株主総会召集通知にある議決案には賛否の表示をしっかり書いてから送り返しましょう。
ところで、最近のフェイスの堅調さはフェイスのポケットカルテを想起させる今日の日経1面記事の政府の新IT戦略を反映していたものと思われます。
今年のフェイスは期待して良いかもしれませんね。(^^)

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