少し前の事ですが、英国のデーリー・テレグラフという新聞が、ヘッジファンド運用者として高名なジョージ・ソロス氏が「金相場は究極のバブル」と発言したとして、同氏が金価格の急落を予想していると伝えた事がありました。
同紙によれば、ソロス氏は世界的な低金利は新たなバブルの発生と破裂のリスクを意味すると指摘。
「低金利は資産価格バブル発生の前提条件だ。そして、バブルは現在、生じつつある。究極の資産バブルは金だ」
と語ったと言われています。
しかし、どうもこれを読んでもソロス氏が現在の金価格がバブルの頂点で、これから急落に向かうと思っているとは思えないのです。
ソロス氏は、その後2月28日のCNNのインタビューの中で、こうも発言しています。
「私はバブルを見つけたら、それを買う。それが利益を上げる手段だからだ」
どうも冒頭のテレグラフの記事は、記者の「究極のバブル」の受取り方に問題があったように感じています。
第一円ベースで見れば30年前の高値6,495円の半値程度でしかない、GOLD価格が究極のバブルが終わった水準であるはずがありませんし、ドルベースで見ても、870ドル⇒1200ドルと1.4倍程度でしかアリマセン。
その間、原油は40ドル⇒147ドルと4倍近くになっているのです。
ソロス氏の金バブル発言の真意は
「GOLDはバブル発生途中で、現在進行中」
であり究極バブルゆえにソロス氏は『金を買う気』なのだと思っています。(^^)
オマケ:ライブ富士です。^^
PS:ソロス氏は既に結構沢山買っているようです。
どうもソロス氏も平九郎と同意見のようですね。(^^)
明日はFUJIYAMAです。(^^)
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