本日の日経報道によれば、東証でレアメタル投信の上場が計画されています。
2月中にも、制度面の環境を整え今年中には売買を可能にする方向で、タイプ的にはSPDRゴールドシェアと同じ現物直接投資型のようです。
大阪上場の金価格連動型投信が現在も大幅にディスカウントされた状態でしか動いてない事を考えると、妥当な動きで、これでまた投資家の「資源や貴金属」への投資環境が大幅に改善されそうです。
今までにもパラジウムや銀のETFはあったのですが、使っている証券会が扱っていなかったり、出来高が極端に少なく、扱い難いものでした。
一例を挙げれば、SPDRゴールドシェアですが使っているSBI証券は以前は、電話注文しか受け付けずネットで注文が出せませんでしたし、ネットで注文できるようになった今も、信用で買うことは出来ませんし、信用担保にも入りません。
今回の投信がそれらを全て克服したものかどうかは分かりませんが、確実に使いやすくなってきてはいるようです。
商品の証券化で最大のメリットは、税制が証券税制と同じになることで、証券との損益通算が出来るようになることと、税務申告が容易になることです。
今回の東証の措置は間違いなく、投資家の裾野を広げ、投資環境を整えるものでしょうから、今年は日本でも、「資源や、貴金属投資」が本格化するのではないかと考えています。(^^)
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