昨日26日、大手格付け機関のスタンダード&プアーズ(S&P)が、日本国債の格付けを安定的から引き下げの方向へ見直しました。
他の格付け機関の変更はまだ無いようですから、新聞報道も控えめですが、格付けの変更はいつも混乱の始まりとなりますから注意が必要です。
またこれを受けて仙石国家戦略相は「いつ格付け機関が評価を下げてくるか、マーケットの警戒信号と受けとめなければならない」としながらも「慌てないことだ」と答えておりますが、まことにその通りでしょう。
ただ、記事の最後にある仙石大臣の答えである「日本は、純債務の問題含め数年の余裕がある」が国民にどのように理解するかが問題なのだと思っています。
大臣の考える数年が何年なのかは分かりませんが、やはりこれは国家戦略相も「財政が破綻するまで数年の余裕しか無い」と考えていると理解すべきでしょう。
破綻しないように仙石大臣には頑張って欲しいものですが、政治の現状を見ていると、「怪しい」と思うのは平九郎だけでしょうか?(^^)
コメントを残す