必ずご自身で「確認」のうえ「自己責任」にてご利用ください。 当然ですが、損害を蒙ったとしても、なんら保証されるものでは有りません。

新たな株主

NTT上場以来の大イベントと言われる割りに余り知られていませんが、第一生命が会社形態を現在の相互会社から、株式会社に転換し、4月1日に株式を上場します。
生命保険会社はその存在感の割りに、株式会社でないため株式市場で話題になることはありませんでしたが、第一生命の上場が成功すれば、残る生保も後を追いそうです。
第一生命の新たな株主数は306万人といい、交付される現金と株券は1兆6000億円に上るといいますから、結構なインパクトで、しかも後に続くところも増えそうですから、膨大な株主が新規に誕生することになります。
しかも、以前と違い、株券不発行制度が始まっていますから、箪笥株券で持つことも出来ないため、好むと好まざるを得ず、証券会社に口座を持つ人が急増することになります。
重ねて、新たに株主になりそうなのは、資金量の豊富な年配者が多く、対面系の証券会社は新規顧客獲得の好機と色めき立っているようです。
株価は1株16万程度になりそうですが、個人は多くても10株程度になりそうで、この資金の動向というより、新規に口座が作れることが大きいのでしょう。
確かに一度に300万以上の新規の株式口座開設はおおごとで、しかも今回損している人は誰もいないわけです。
1986年のNTT上場の後、89年末の大天井まで一大株式ブームが起きましたが、今回は2匹めの泥鰌を狙えるでしょうか。(^^)

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