藤井財務大臣が体調不良を理由に辞意を表明したようです。
元々77歳と言う高齢で、体力的に心配されていただけに、「やはり」の感は免れないもので、たとえ今回慰留されても長くは持ちそうもありません。
さて藤井氏は高齢だけに財政面での押さえの役割は果たしてきたように思えますので、同氏が辞任した後の財政規律が思いやられます。
昨日の日経に載っていた、英バークレイズが出したと言う集計では、10年度の日、米、欧主要各国の国債発行額は過去最高の5兆5270億ドルになるそうで、過去最高だった09年と比べて15%増えるそうです。
なかでも日本は現状予算での国債発行額でも162兆円(1.76兆ドル)を予想していますから、上記先進各国に占める比率は31%に上り、しかも追加補正は含んでいません。
経済が回復すれば、補正も必要ないのでしょうが、結局大幅な補正予算は組まれるでしょうから、162兆円の国債発行は最低限と言えるでしょう。
発行され続ける国債は国が存続される限り必ず償還されるでしょうが、ハタシテ将来償還された円に現在と同じ価値があるのでしょうか?
現状は国債発行が「赤信号みんなで渡れば恐くない」方式で発行されていますから、比較的落ち着いています。
しかし、世界的な国債発行に歯止めがかからないと見れば、国内でも金投資のブームが来ると思えるのです。(^^)
遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。
平九郎さんと比べると額は微々たるものですが、昨年は運用資産が約1.6倍になりました。
投資について私はシロウトですが、少しうまくなったかもしれないとうぬぼれそうなところを、うぬぼれたら市場から駆逐されてしまうと何とか自重しています。
平九郎さんの投資メモはとても参考になったので、感謝しています。
お体の具合が良くないようなので、どうぞ御自愛ください。
七つの海さん
ご丁寧なご挨拶ありがとうございます。
上手くいけば行くほど、欲も増えるため、結局運用は何年やっても、己の欲との戦いです。(笑)
メモが参考になったのなら何よりです。
平九郎(^^)