必ずご自身で「確認」のうえ「自己責任」にてご利用ください。 当然ですが、損害を蒙ったとしても、なんら保証されるものでは有りません。

原因

昨日の東京市場は、NY市場の大幅高を受けながらも、結局は5日連続安で終りました。
そんな中、マンション分譲大手、昨年の供給戸数で3位の穴吹工務店の破綻が伝えられました。
また日経のベタ記事ながら、一時は急成長を謳われたマンション再生事業のアルデプロに有価証券報告書虚偽記載が発覚し、証券取引監視委員会から、2億8155万円の課徴金勧告が出されるなど不動産不況が再び浮き彫りになって来ました。
穴吹工務店は四季報で見る限りにおいて、黒字・有配企業であり、突然の破綻を予想するのは難しいです。
(黒字・有配は穴吹興産の間違いでした。上記文章を削除します。<(_ _)>)
しかも、アルデプロのように有価証券報告書の虚偽記載が行われた場合、投資家は何を信じてよいか全く分かりません。
ここが平九郎が不動産関係への投資を避けていた最大の理由ですが、不動産価格が急上昇しない限りこれはこれからも続きます。
そして、売り地の看板が増え続けている現在、不動産価格回復の兆しは全くありませんから、モラトリアム法案施工前の貸し剥がしと重なり企業倒産は年末に向けて増えそうです。
低金利が続き、不動産も下落を続け、株も有価証券報告書が信用できないとなれば、投資家の動きが鈍くなるのは仕方ありません。
GOLDの上昇が止まらないのはこの辺りにも原因があるようです。(^.^)

2 Comments

まる

いつも楽しく拝見させて頂いております。
下記点についてご確認願えませんでしょうか。
四季報の黒字・有配企業の行は穴吹興産のことではないでしょうか。穴吹工務店は非上場会社であり、平成21年3月期決算は赤字の為。

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heikurou

まるさん
ご指摘本当にありがとうございます。
全く私の勘違いであり、深くお詫びいたします。
<(_ _)>
平九郎

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