ドル建て金相場の急騰が止まりません。
とはいっても、現状はドル安の裏返しの側面が強く、円高が継続していますから、国内的にみればまだ動きは鈍く、ブームというには程遠い状態です。
そんな中、今週号の週刊エコノミスト紙が金で特集を組むなど、次第に金への関心が高まっているのが現状でしょう。
そのエコノミストを読んでみて、気が付いたのがどうも最近の高騰は専門家と言われる関係者の想像を上回っているようなのです。
一例を挙げれば、昨年の金関係者の世界会議(LBMA)で、昨年に09年9月会議時点での相場予想を集めた所、956ドルだったそうですが、実際には1085ドルでした。
そして、今年9月同じように会議の参加者から、予想を集めた所、1181ドルだったと言います。
これは来年9月の予想ですが、会議から2カ月余りの現在、既に1140ドルを突破していますから、来年までの上昇予想はあと40ドル余りとなります。
しかし会議関係者の予想を急騰後の今日集めたら、全く違ったものになっていたのではないでしょうか?
どうも関係者の予想が昨今の上昇を予想していたとは思えません。
無論平九郎も、長期保有分は持っていても短期トレード分は既に売ってしまい買戻しの機会を覗っている状況ですから、短期の見通しは外れています。
どうも金相場は金関係者や、トレーダーの予想を上回る勢いで上昇しているのは間違い無さそうです。
なにやら、バブルの匂いがして来ました。(^^)
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