必ずご自身で「確認」のうえ「自己責任」にてご利用ください。 当然ですが、損害を蒙ったとしても、なんら保証されるものでは有りません。

100

最近100年に1度の経済不況という言葉をよく聞きますが、これは明らかに間違いです。
なぜなら100年に一度と言う時の比較対象が1929年発の大恐慌だからで、80年しか経っていないからです。(笑)
しかも大恐慌時、米株価はピークから、9分の1になり、失業率は25%に達したと言いますから、現在の株価や10%程度の失業率は当時とは比べ物になりません。
そして、米国株価が大底を付けるまでに3年かかっていますが、現在は2007年のピークから見てもまだ2年で、時間的にも早いです。
平九郎は株価が大底をつけるには、人々がバブル崩壊を理解し、バブルの再発を諦め、全てを一度清算することが条件だと思っています。
これは、20年前の日本の不動産バブル崩壊時に見てきたことなのですが、バブルが崩壊して1~2年では、まだバブルの夢から覚めていない人達が大勢いました。
この人達が完全にバブルの崩壊を理解し、再バブルを諦め清算に至るまでには、やはり3年程度の時間はどうしても必要でした。
これは、今回の米国でも同じだと思っており、具体的に言えば、低所得者向けのサブプライムが終わりに近づいたとはいえ、商業用不動産部門の清算がまだ終わっていないということです。
従って、米国株価は大底もまだ付いていない可能性があると思っています。
最も、次に下げれば大底は間違いないと思っていますから、その時はやはり少し大げさに100年に一度の買い場だと叫んでみたいです。(^^)

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