昨日のNYダウ平均は30ドル高でしたが、引け際に100ドル近く急落しており、翌日への不安を残すものでした。
そんな中、NY金相場は一時1100ドルに迫る勢いで、現在も1090ドル台をキープしています。
さてこうなると、先日売った短期分の金ETFが買い戻せなくなり、思案に暮れていますが、まあ長期保有予定分はそのままなので、よしとしましょう。(笑)
金の相場がここで急に上がったのは、昨日も書いたように、IMFの放出金をインド中央銀行が買ったことが主たる原因です。
インド人は金好きで知られ、今まで金の需要家として有名でしたが、それはあくまで民間レベルの話で、公的保有が取りざたされた事はありませんでした。
そのインドの公的保有は358トンと言われていますから200トンの買いは、一気に55%買い増した訳です。
そして、中国、ロシアに続きインドが買手に加わったことで、今まで売り手で価格を下げる主役であった中央銀行が、真逆の価格を上げる主役になったことになります。
これはある意味「潮の流れが変わった」と言っても良いでしょう。
なんと言っても各国中央銀行と言うのは、信用の中核です。
その中央銀行が金の保有を増やし始めたことは、民間の金に対する見方を変えることになるからです。
平九郎は日本発のGOLDバブルの発生を予想していますが、これでいよいよ始まるかもしれませんネ。(^.^)
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