必ずご自身で「確認」のうえ「自己責任」にてご利用ください。 当然ですが、損害を蒙ったとしても、なんら保証されるものでは有りません。

富の保存手段

GOLDの相場が静かに1000ドルを突破してきましたが、この「静かな突破」と言うのは平九郎にとって大相場を予想させるものです。
相場が大きいか否かは後に続く者の数と量で決まりますから、世界通貨の新高値が静かだと言う事はまだ保有していない者の多さを感じさせるからです。
サブプライム問題に発した経済危機で経済が急激な縮小をしたお陰で物が余り、デフレを心配する中でインフレヘッジの象徴であるGOLDの上昇を不思議に思う人もいるかもしれませんが、今回インフレが予想されるのは、増産が難しい鉱物や、農産物等の一次産品だけです。
ガスや、原油を始めとする地下資源は存在量が限られており、農産物も生産に伴う水の制約が大きく、増産が思うに任せません。
生産量の限られる地下資源が不足するのは今回中国やインドなど人口が多く、経済成長に資源の大量消費を伴う大国の経済成長が伴っているからです。
反面2次産品と言われる工業製品はコストの大部分を占める人件費に途上国の労働力流入と言う、巨大な価格引下げ要因を抱え、価格上昇が無いどころか値下がり懸念さえ抱えています。
即ちコスト100の内10%を占める原材料費が2倍になっても20ですが、80%を占める人件費が20%下がれば64ですから 20+64=84で全体として価格は16%下がりデフレといえる状態です。
結果として下がるのは失業率の上昇を背景とした人件費、上がるのは数量の不足する一次産品と言う事になりますが、原油、ガス、農産物とも世界全体の使用量ともなると保存が難しいものです。
現在原油が上がっているといっても、不景気による一時的使用量の低下で、タンカーが港で油の陸揚げを待つような状態ではやはり上昇にも限界があります。
一番良いのは鉱山や、油田を丸ごと購入する事ですが、これも本当に逼迫してくれば政治的・武力的に占拠されるか、関税等で、権利を収奪される可能性が高いです。
その点GOLDは世界的に価値が一定で、保存も交換もしやすいことが通貨に選ばれた原因ですが、それが現在も変わらないのは各国中央銀行が、支払い準備としてGOLDを保有していることが示しています。
結果消去法で、人が勝手に増やせず、保存も容易であるGOLDを富の保存手段として購入し始めていると言えます。
さて平九郎も今回のキャッシュの振り向け先はやはり金ETFの買い増しになりそうです。(^.^)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です