必ずご自身で「確認」のうえ「自己責任」にてご利用ください。 当然ですが、損害を蒙ったとしても、なんら保証されるものでは有りません。

蓄えるとき

株式市場売買代金の32日連続の2兆円割れが叫ばれるなか、裁定買い残高が積み上がり始めています。
24日発表分では2週連続で増加して、1兆2224億円と、長期的水準で見れば未だ低いものの、3月の2133億円から見れば1兆円の増加となります。
裁定残高は株価上昇期に裁定買いを通して増え、株価下落時は裁定売りを通じて減少します。
現在の日経平均の1万円乗せは、3月水準からの裁定残高1兆円増加が原動力だったとも言えます。
無論裁定残高が増えるには、空売りの買戻しなどで、先物と現物の価格差(鞘)が開く必要があるのですが、その空売りも3月10日の安値から5ヶ月近く経ち、そろそろ買戻し需要も終ろうとしています。
まあ下げの過程で、一旦現金化された資金が景気回復を信じて戻ってくる可能性もあるのですが、第2四半期は確実に悪化すると思われるだけに、積極的に上値を買うとは思えません。
米国の商業ビルへの融資問題やカリフォルニア問題もまだ片付いたとは思えませんし、東京の6月末新築ビルの空室率は32%と未だ上昇中です。
また伊豆でも「売り土地」の看板が未だに増え続けています。
結果カリフォルニア等で何も無い限りは、比較的堅調だと思えますが、第一四半期決算発表後は再び悪材料に敏感に反応する相場となる可能性が強いです。
1兆円の増加で日経平均を3000円上昇させた裁定残高は、相場下落時には上昇期と同等の力を発揮し、薄商いの中なら日経平均を3000円位下げる力があるでしょう。
秋から冬に掛け、日経平均は再び安値を探りに来ると思うのですが、その下げも裁定残が終れば終りますから、次の下げがあれば再び大きなチャンスが到来します。
今は下げに備えて力を蓄えるべき時だと思っています。(^.^)

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