必ずご自身で「確認」のうえ「自己責任」にてご利用ください。 当然ですが、損害を蒙ったとしても、なんら保証されるものでは有りません。

結果発表

注目のホギメディカルの第1Qの発表は、売上げ4%増・営業利益13%増・純利益11%増という減益決算が渦巻くなかでは、人目を引く内容でした。(11日・日経15P)
日経の記事は目立つ囲み記事で内容も好意的ですが、一つ残念なのが記者の理解不足で同社の主力オペラマスターを「手術キット」と紹介し、今回の増益を新型インフル特需が主因と見ていることです。
オペラマスターは単なる手術キットではなく、キットの手術前日配送や、コスト情報管理を含めた手術支援システムだと言う事を理解していないようなのです。
確かに全く新しいサービスだけに理解し難い面はありますが、今回の同社の躍進は『オペラマスターというシステム販売の好調』に由来するのであって、インフルエンザ特需は付け足しに過ぎないのです。
今回一番大事なところは、オペラマスターが顧客病院のコスト引き下げの為のシステムであることで
「不況もインフルエンザも追い風の同社がライバルが存在せず、利益率の高いオペラマスターの拡販で、工場の生産能力の限界が近づき、増産の為の資金調達が終了した。」
と言う事なのです。
(手術キットだけなら他社も生産しており、キットだけの同社のシェアは50~60%・同社IR)
今回短期的には、売り出し後に売り出し株券の売買が一巡するだけの株数の出来高が出来た事で、上昇の始まる頃だと判断しました。
ただ、最大の材料は利益率の高いオペラマスターが、成長期に入ったというなのです。
インフル特需などはあくまで付け足しの材料に過ぎないのです。
短期的な株価を追うのではなく、収益の原泉を追うことで会社を見ていくと、より間違いは少なくなります。(^^)

2 Comments

toms2121

ホギメディカルの投資価値を考えるとき、業績や製品だけでは語りつくせないと思います。
ホギメディカルの凄さは、業況把握の素早さと正確さにあると考えています。IRのためではなく、仕事のあいまいさや誤魔かしを廃して、いつでも正確に実体を把握して経営の舵をとるための手段です。扱っている商品の単価はそれほど高くなくて、数も膨大で、医者の好みによってメスなど手術道具も形を変えていたと記憶しています。膨大な商品の流れを正確に掴むために、昔からコンピューターシステムを導入し、わずかな人数で残業もなく素早く決算発表を行なうので有名になった企業です。正確に売上や在庫の状況を把握していなければ出来ないことで、ほとんどの企業には、いまでも出来ていないことです。状況を正確に掴んでいるので、経営判断を行なって、変化に対応できる体制をとっていることも、当社の強さの要因だと考えます。
 創業者の保木氏の言ったことで印象に残っているのが、かつて減益で投資家に逃げられて株価が大きく下落した時の言葉です。
「がっかりした。確かに経常減益は誉められたことではない。しかし、あまりにも短期的にしか企業価値を判断せず売買を繰り返す投資家に、どんなことを語れば良いというのか。ファンドマネージャーなどは、企業の成長を応援しますと口では言いながら、所詮はキャピタルゲイン狙いでしかないと思った。株主とはよう逃げるもんだ。」「今後もアナリストやファンドマネージャーとは積極的に会うが、要は本業なんだな。本業できちんと増収増益を維持すること。正確で透明性のある経営を目指し、結果として利益を増やすことこそ経営者の投資家に対する最大の責任であり、同時にIRの本質でもあると思うようになった。ただそれだけのことなんだよ」

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heikurou

toms2121さん
創業社長の言葉ありがとうございました。
これは、推測ですが、同社の経営のシステマチックな要素は、現社長の息子の手柄だろうと思っています。
創業者が方向性を定め、次世代が発展させてきた好例で、世襲が必ずしも悪いとは言えない好事例ですね。

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