必ずご自身で「確認」のうえ「自己責任」にてご利用ください。 当然ですが、損害を蒙ったとしても、なんら保証されるものでは有りません。

売却ルール

メモ読者のから、メモに買った株が「3%下がったら売却する」と書いてあるが、最初にルールを決めておくべきか?との質問がありました。
個人の保有する個別銘柄の質問に答えることはしませんが、このような質問なら歓迎します。^^
まず、結論から言えば『資金の性格によります。』
従ってどちらが正解とはいえません。
平九郎が買った株が3%も下がったら売却するのは本当ですが、それは大部分が短期で売却するつもりで買った株が下がった場合です。
なぜならその株は短期で売買するつもりなので、良く調べていない事が多く、自分自身が持つのその株の価値が決まってないからです。
そのため、自分の思惑とは逆の方向へ動けば、自分の知らない事実があるかもしれないとの疑心暗鬼が生じ、結果一番悪い大幅損のタイミングで売却してしまうことが多いのです。
その大幅損を防ぐため、3%程度での損で売却するわけですが、売却した後でも興味が有れば再び調べ直して、やはり良いと思えばまた買い直します。
また逆に3%下がっても売らないどころか買い増すこともあります。
今回のジュピター等は典型で、実は7万円程度で買ったら翌日直ぐに5%近く下げました。(笑)
ただジュピターは事前に良く調べて有ったのと、犯人がコンピューターによる「アルゴリズム取引」だと推測できましたから、下がった所で、買い増しをしました。
その他フェイスのように大幅に下落しても保有する株もありますが、これ等も下がるたびに売却して、再三再四買い戻しをしており、売却損を出して買いコストを引き下げている為、現状では保有株は含み益の状態です。
従って、別に損をしているから売らない訳では有りませんし、また当然ですが株価は投資家のコストとは関係なく動きます。
保有を続けているのは、同社が目指すものが、正しい方向性を示し、努力していると判断していることと、平澤氏の損をを先に出す「償却優先」の考えかたを支持するからです。
今回総会で株主が怒ったのは、苦しい時ほど現状を説明すべきなのに説明の手抜きを図ったからで、業績悪化を責めているだけではないのです。
話がそれましたが、全てはケース・バイケースで、銘柄の保有を続けるか否かは、事前の調査度合いと、投資家の持つ価値観と知識によるため、人によって全て違います。
ただ、機関投資家は売却基準を決めていることが多く、一定損失率を超えた場合や、無配転落などは基準抵触に当たる事が多いです。
しかしながらルール遵守は、結果として底値での売却となる場合も多いです。(笑)
数字を基準としたドライな運用の機関投資家と違い、個人投資家のもつ様々な価値観が一定の方向性を持つ時、何れ大きな「うねり」となります。
この『うねり』が結果としてマーケットを動かし、世界を動かすのです。
投資家としてこの『うねり』の方向を見据えたいと思っています。(^^)

3 Comments

おかちゃん

こんばんは。
丁寧な解説、ありがとうございました。
あーでもない、こーでもない、と考えてぐるぐるしてたのがすっきりしました。
購入した銘柄は10%超下がってて、購入した理由を書いたとしてもまぁ3~4行程度で平九郎さんのようなりっぱなメモは書けませんが、自分なりに整理がつきました。
有意義なメモ、どうもありがとうございました。

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heikurou

おかちゃんさん
お役に立てたのなら何よりです。(^^)
あとは、やはりタイミングが重要ですね。
平九郎

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toms2121

タイミングは本当に大事だと思いますが、タイミングを取るのは、もの凄く難しいと感じます。
 短期投資ではなく、自分なりによく調べて中長期投資のつもりで買いに入っても、下げ続けはしなくても、ちっとも上がらないとじれて短気投資となってしまうことも出てきます。
 買いに入ってから下がったら平九郎さんのやっておられるように、売って買い戻して平均買いコストを下げていくことも、イライラを鎮めるためにも、とても有効だと感じています。私もやっています。それができるようになってからの方が、格段に運用成績が向上してきました。
 あと最近スティール・パートナーズの撤退している、資産背景の素晴らしく良い企業の株価が下がってきています。さわかみファンドのようにダボハゼで、財務内容、資産背景とも最低最悪の企業にも投資しているファンドと違って、スティールの目の付け所は超一流なので、こちらの方はある程度タイミングを見てポートフォリオに加える準備をしいても良いかと考えています。
 しかし株価は、その企業に投資している既存投資家の質によって大変動を起こすので、業績、資産背景、相場テーマだけでは決まらないところが、面白くもあり、腹立たしいところではあると思います。
 株式投資などの相場商品への投資は、ヒントはいただいても、必ず自分でよく調べて、自分の頭で考えて、自分で決断し、自分全責任において投資すべきものだと考えます。

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