必ずご自身で「確認」のうえ「自己責任」にてご利用ください。 当然ですが、損害を蒙ったとしても、なんら保証されるものでは有りません。

始まりの終わり

新型インフルエンザ騒ぎが収束に向かっています。
昨日現在伊豆のドラッグストアでは、まだマスクは品切れ状態でしたが、テレビで放映されたように、神戸でマスクが余り始めている映像をみれば、もう直ぐ出回るでしょう。
元々、今回の新型インフルは、弱毒性であるにも係わらず、強毒性の鳥インフルの対応を当てはめたから、大騒ぎになっただけです。
弱毒性の認識と理解が広まり、対応が通常に戻れば、騒ぎも収まります。
ただ、これで全て終わった訳ではないのは言うまでもなく、既に世界中にばら撒かれた新型ウイルスは、専門家は変異の可能性を提示し、今後も流行する可能性が高いと指摘しています。
これは、その通りだと思いますので、秋以降、同時に強毒性の鳥インフルが流行らない事を祈る意外にありません。
すなわち新型インフル劇は第一幕が終わったばかりだと思うのですが、ある意味今度の不況も同じだと思えるのです。
今回の特徴はあまりのスピードの速さです。
特に輸出産業にとっては、昨年9月15日、銅鑼の音が鳴るようなリーマンショックからの在庫急増で始まり、非常停止のような急減産を経て、政府の助成措置が始まって第一幕が終了した形です。
言っても見れば現在は1幕と、2幕の幕間と言った感じで、第2幕はGMの破たん処理ではじまると思っています。
第一幕の主役は、ヘッジファンドや、政府関係者、大企業経営者などで、市民は極一部でしかありませんでしたが、2幕の主役は間違いなく収入の急減する一般市民です。
それも第2幕は最初は穏やかに始まり、秋口から来年かけて掛けて段々と激しくなると考えていますが、2幕の長さは少なくとも1年半位はありそうです。
長丁場の第2幕に向け、今から準備を整えておく必要があります。
不要不急な出費を避け、健康に留意し、気持ちの余裕を持って、第2幕の幕開きを待つべきなのでしょう。
準備と気構えさえあれば、長い不況を経験してきたという免疫が生きてきます。
ただし、株価は景況感に先行しますから、株価的には第2幕は既に始まっており、メインテーマは「2極化」ではないかと考えています。(^^)

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