23日の日経報道によると、今月15日からスタートしたエコポイント制度の効果が出始めたようです。
導入日の翌日、近くのヤマダ電機では増員された販売員が暇そうにしていたものですが、15-21日の薄型テレビの販売実績は前年同期比で、金額で45%増、台数で65%増と大幅に伸びたようです。
最も、最大の原因はやはり価格の下落だと思うのですが、エコポイントとは別の販売会社の付与するポイントも上昇気味で、実質的な割引率が上がっていることもありそうです。
家電の購入予定が無く、あまり注意していなかった制度なので先日気が付いたのですが、薄型テレビだけがエアコンや、冷蔵庫に比べエコポイントの付与率が高いです。
理由はテレビにだけ総務省の地デジ対策費が入っているからだそうで、どうもエコポイントは薄型テレビに最大の効果が出そうです。
しかし、だからといってテレビのメーカー、部品メーカーがさほど儲かるとも思えず、どうも結論は、有線や衛星の有料テレビが一番恩恵を受けるのではないでしょうか。
しかも現在の薄型テレビには有料放送の為のB-CASカードが標準装備されています。
無論、有料放送を電波障害対策として、使っていた人にとっては、電波の強い地デジ放送で必要なくなる人もいそうですが、それほど多いとも思えません。
従って、ハードの下落と、エコポイントと言う国の後押しで、薄型テレビの普及は急速に進みそうです。
しかも新型インフルエンザの流行による『巣篭もり需要』と重なりますから、有料放送には相当な追い風が吹くのではないでしょうか。
不況が深刻化する中ですが、テレビは費用対効果が最も高い物の1つです。(^^)
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