必ずご自身で「確認」のうえ「自己責任」にてご利用ください。 当然ですが、損害を蒙ったとしても、なんら保証されるものでは有りません。

上げ幅最高

7日の東京株式市場では日経平均が408円高の9385円70銭で取引を終え、4日月ぶりに年初来高値を更新した。
上記は本日の日経5面の書き出しですが、あとに続けて
①米国金融システム不安
②企業業績の悪化
③外国人売り
の3つの不安が後退したと理由を述べ、その後は
世界景気の先行きについては慎重な見方が根強く、持続的な株価上昇には懐疑的な見方がある。
と結んでいます。
やはり本職で、巧くまとめてあり、これはまあ書かれた通りでしょうが、ついでにメモでもおなじみのドイツ証券副会長武者さん発言として
『恐慌シナリオを前提とするような極端な減産や、設備投資の圧縮がなくなり、経済が正常化しつつある。』
と紹介していますが、これも高説ごもっともで、異を唱えるものではありません。(^^)
ただ流石に昨日の400円高は全く予想できませんでしたが、踏み上げ相場の最終局面で急騰があるのは良くある事で、珍しいことではアリマセン。
しかし問題は正常化した世界が以前の水準まで戻るかどうかなのです。
すなわち昨年のリーマンショック前の売上げ水準を100%とすれば現在は
100%→25%→60%程度の変化の過程であり、この後がどこで止まるかの問題です。
新聞では結論には触れていませんが、平九郎的には戻っても70%程度までで100%まで戻ることは無いと思っています。
従って、今後は70%程度の売上げが、恒常的になると考えた上での銘柄選択を考えます。(^^)

2 Comments

toms2121

投資家のご意向、総意が、まったく分かりません。なぜ任天堂が下げるのか、私の大好きな業績のすこぶる好調な内需のトランコムが上がらないのか(苦笑)
 ただ、流石に減損など特殊要因が無く、資産価値から見て数分の一になっている企業が、経常利益増益の今期予想を決算短信で開示するとストップ高をしてくれるようになりました。この反応はうれしいです。
 平九郎さんのおかげで、踏み上げ相場の最後まで踏みとどまることが出来ており、感謝しています。

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heikurou

toms2121さん
現在の相場は、行き過ぎの修正局面での踏み上げ相場でした。
修正が終わったら、あとは実体に沿って動く事になりますが、まだ実体が見えていないのだと思っています。
平九郎

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