裁定取引の残高がとうとう、2538億円となりました。
これは、バブルが崩壊した後1990年11月以来、18年ぶりの低水準です。
ピークは2007年で約6兆円ありましたから、実に25分の1になり、現在の買い手不在を浮かび上がらせています。
某大手証券ストラテジストによれば積極的にリスクを取る投資家がいないため、「裁定残は当面減少を続ける」そうです。
これを簡単に言えば、
買うやつがいない、誰が買うんだ!!
と言うことです。(^^)
この言葉は以前、不動産不況が深まった後の株安場面でよく聞きました。
これに対して、相場を熟知する業界の古老が放った一言を思い出します。
買うのは「誰が買うんだ?」と言っているやつだ!
その後株が上がり始めた時、「誰が買うんだと叫んでいたやつ」は見事に先頭を切って株を買っていました。(^O^)/
ウ~ム!!「年寄りの言う事は聞くもの」ですね。(^^)
日本の首相は米国大統領に対し、「ドルの信頼維持に努力」すると伝えました。
ドル信頼維持の行動とは、「ドルの買い」に他なりません。
3月末に向け円安、株高は一層はっきりするものと思われます。(^^)
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