必ずご自身で「確認」のうえ「自己責任」にてご利用ください。 当然ですが、損害を蒙ったとしても、なんら保証されるものでは有りません。

年寄りは~

週末のNYダウ平均が100ドル安と新安値を更新するなかで、金価格は逆行し、一時一トロイオンス1000ドルを突破、ドル建ての史上最高値1014.6ドルを伺い出しました。
今回は現物主導が特徴で、国内外の金現物取引が急増し、米国の1月のイーグル金貨の販売が前年比4倍近くなり、日本でも昨年10-12月では金地金の販売が昨年比2.6倍に急増していると言います。
これを裏付けるものとして、今回価格が急騰するなかで先物金価格への影響が大きい金のリースレートは全く動いていません。
やはり今回は金融取引としての動きではなく、「金」は各国中央銀行が今でも外貨準備の一部として保有するように、通貨としての一面が出てきたのです。
しかも今回小口投資の象徴である「金貨」が動いていますから、大衆が動き始めていることになります。
加えて昨年からの大きな動きとして、通常金価格が上がると市場に還流してくる、壊れた指輪やネックレスなどクズ金を回収する動きが日米共にあり、日本では少し街中を歩くだけで、「金買い取ります」の看板や幟を彼方此方で見かけました。
結果、株の浮動株に対応するような市中の金「浮動金」は大幅に減っているはずで、しかも換金した人間には
金(ゴールド)=金(マネー)
という認識が確実に出来上がっています。
これまでは金の売買益は譲渡所得扱いで、総合課税されるため、所得税率の高い金持ちはとても手を出せる商品ではありませんでした
ところが今回日本でも「金ETF」が誕生したことで、実質的に金の売買益が、税制的には株と同じ扱いになっていることから、株と損益通算が出来、また損失の繰り延べも出来るため、所得税率の高い金持ちにも扱い易くなっています。
しかも各国通貨建では次々新高値を更新する中、日本では29年前の1980年につけた円建ての高値6495円からみたら、未だに半値以下で、グラム3000円程度です。
やはり金の大相場は続くと考えています。(^^)
くどい!!(~~)

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