米ゼネラルモーターズと、クライスラーが注目の再建計画を提出しました。
これをを受け、オバマ政権は3月までに追加融資に応じるか、破たん処理に進むかを決めることになりますが、約2兆円の追加融資を含む再建計画の評判は極めて悪く、破たん処理に進む可能性が強まったように見えます。
まあ、破綻処理するにしても所謂「事前調整型破綻」となるでしょうから、大きな混乱がおきるとは思いませんが、何れにしても誰が痛みを蒙るかがハッキリすることになります。
言ってみれば、痛みを蒙る人間の数が大幅に増えるわけですから、そんな中で消費が回復するはずもありません。
またGMを破たん処理すれば、当然市場は「次」を探し始めますから、NY株価が安値を伺うのは当然とも言えます。
ハッキリ言えば、NY株価はまだ大幅に下げ余地を残していると思っています。
それに連れた形で、日経平均も再び安値をタメシに来そうですが、ここへきて、為替が円安に動いてきました。
思いっきり弱きに傾いたマーケットが、大きく変化するのはこんな時です。
3年で90%近い下げを経験した大恐慌時の米国でも、その間20程度%の戻りが6回あったと言います。
ここからの悪材料は短期的に売るべきではないと思っています。
むしろ悪材料では買いを考え、好材料で売りを考えるべきでしょう。
当面の最大の悪材料はGMの破たん処理かもしれませんが、その時こそが買いの大チャンスかもしれません。(^^)
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