必ずご自身で「確認」のうえ「自己責任」にてご利用ください。 当然ですが、損害を蒙ったとしても、なんら保証されるものでは有りません。

赤字化が続く

NY市場に比べても派手に下げた日経平均ですが、日経平均には輸出企業が多いので仕方がない面もあります。
その輸出企業の業績は、今期の赤字化が表面化し始めたばかりです。
これが今期だけの赤字なら、赤字化を発表すると同時に悪材料出尽くしとなり株価は反転上昇するとも考えられます。
ところが、どう考えても不況の本格化はまだこれからで、円高が重なっていることもあり、輸出企業の大部分は来期も大赤字となります。
景気の落ち込みがこれほど早いと、生産と販売のミスマッチにより在庫が溜まりますが、その在庫を処分しない限り黒字化は無理でしょう。
輸出企業は在庫処分どころか、年末の流通在庫の確認がやっと終わり、減産計画が動きだしたばかりで、流通在庫は未だに増加中と思われます。
しかも頼みの綱の欧米の消費は極端に落ち込み、回復の兆しは全く見えません。
これも諸悪の根源である、米不動産価格の下落が止まっていない以上当然とも言えるでしょう。
輸出企業は相場的な反発があったとしても、来期の赤字化を完全に織り込んだとは言いがたい面があります。
日本で不動産不況が続いた時は、まだ米国が過剰消費で世界景気を引っ張ってくれていたのです。
やはり、暫くは内需だのみの相場展開を予想せざるを得ません。
そんな目で相場を見ると結構買えそうな株が増えて来ており、内需、巣篭もり消費関連、財務不安のない輸入企業等が有望企業だと思っています。
ただし、何れにしても政治的な前進がないと、暫く本格的な上昇は難しいです。
本日の日経で、日産自動車が主力車種の生産をタイへ全面移管するとあります。
社長がフランス人なら、当然の合理的な判断で、今後は日本人が社長の企業でも同様な判断が続き、何れ日本は貿易赤字に陥ります。
政治的リーダーシップを今ほど求められている時はなく、日本でも、大統領制を導入するべきかも知れません。
取あえず、今度の選挙は行きましょうね。(^^)

4 Comments

七つの海

 どうもこんばんは。
 週刊誌の当落予想によると、現段階では、今度の総選挙で民主党が中心となった政権ができる確率が高いようです。
 そうなると、保守二大政党制の完成ということになるわけですが、これこそが、小沢一郎氏が、自民党の一部と経済界の一部と秘密裏に合意のうえで自民党を離れた目的だと私は勝手に解釈しています。
 小沢氏は、自民党を離れたあと、二大政党制の基礎となる小選挙区制を細川内閣で成立させ、次に、飲めそうもない案件を連続して突きつける手法で社会党を離脱させることにより用済みとなった非自民党政権を崩壊させ、さらに、「小沢憎し」の感情から自社さ連立政権に追い込むことにより左派勢力であった社会党を事実上解体させ、なおかつ、現状におけるもうひとつの保守勢力である民主党につなげたと考えています。
 小沢氏が自民党と深いところでつながっていると私が考える理由は、解散のない参議院で過半数割れになるたびに、小渕内閣のときの自自公連立政権や、福田内閣のときの大連立構想(これは、小沢氏と福田氏との間では合意しましたが、民主党幹部の猛反対により頓挫しました)という形で自民党に救いの手を差し伸べているからです。
 保守二大政党制が日本の将来にどんな影響を及ぼすのか、私にはよく分かりませんが、今度の総選挙は歴史的なものとなるかもしれません。

返信する
heikurou

七つの海さん
小沢さんがそこまで戦略的に動いているとは知りませんでしたが、確かに小沢氏は方向性はともかく政治家としての戦略性や、迫力では、右に出るものはいない感じです。
彼ほど嫌われた党首を他に知らないだけに、反面の魅力はそれ以上ということになります。
政治家は人が良いだけではダメです。
今日は阪神大震災の記念日ですが、当日既にテレビで大災害が伝えられているにも係わらず、社会党の人が良いだけで総理になった村山首相は自衛隊出動の決断が出来なかったと言います。
当時法務大臣だった、後藤田さんや、古くは田中角栄、吉田茂だったら早期に自衛隊が出動して助かった人も増えたのではないでしょうか。
小沢氏は平時の首相には向きませんが、100年に一度の混乱期には向きそうです。
昨年の暮れ、山本モナとの不倫騒動で名を売った民主党の細川剛志の演説を聴きました。
そのなかで、良い事言っていると思ったのが、「2大政党制で、官僚に緊張感を取り戻させる」といった事でした。
現状では自民党の議員だけ手なずけておけば全て思いのままだそうです。
結構核心を突いていそうです。
平九郎

返信する
七つの海

 どうもこんにちは。
 平九郎さんがおっしゃっていることに、私も基本的に同意します。
 三権分立とはそれぞれが緊張感を持って仕事をすることが前提です。
 しかし、少なくとも、今の自民党は、官僚組織を指揮・監督することによって自分達の政治信念を実現するという本来の業務を放り出して、利権をあさることに終始しているように見えます。
 これでは、その利権あさりの内実をつぶさに観察している官僚組織が与党を見習って腐敗していく様を正すことなど遠い夢です。
 一方、私の小沢一郎氏に関する仮説がすべて正しい場合には、保守二大政党制というものは仕組まれたものであるという見方もできるわけで、もしかすると、保守二大政党制は、多くの国民にとって支配層による更なる搾取という地獄への片道切符かもしれません。
 だから、たかが一票ですが、今度の総選挙でどういう投票をするかということについては、まだ考慮中です。

返信する
heikurou

七つの海さん
結局一人ひとりが自分で出来る事をやるしかないのでしょう。
20日就任式を迎えるオバマ氏にも色々問題は出てくるでしょうが、世界にとってはブッシュより遥かに良いと思います。
ただ、時代としてはブッシュ時代のほうが良い時代だっただけに、世論の判断を注目しています。
平九郎

返信する

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です