た~ま~や~~!!とでも言いたくなるような、日経平均の459円高に続き、昨日のNYダウ平均も889ドル高と暴騰して終わりました。(^^)
市場参加者が奈落の底へ引きずりこまれるような恐怖を感じるところが大底になるのは、何時ものことですが、今回もそれは同じでした。
昨日は、中川財政・金融担当大臣が閣議終了後に空売り規制の前倒しを発言したのですが全く効かず、今日も駄目かと思われた頃、為替が円安に大きく振れて来た事から、輸出関連株の買戻しを誘い大幅高になりました。
また引け後日銀の再利下げ観測さえ出て、これで内需株に続き、平均株価も大底を打った可能性が強いと思うのですが、残念ながら信用の収縮が全て終わった訳ではありません。
従って、不動産流動化関連株などは昨日も売られていますし、今後も市場からの同関連株の退出は続きます。
ただ、ここ数日のような全ての株が一斉に売られ、市場が機能不全になるようなことはもうなさそうで、輸出関連株も大部分が底値を付けた可能性は高いのではないでしょうか。
しかしながら、昨日大きく値を戻した米国株ですが、こちらはこれで大底を付けたとは全く思っていません。
サブプライムの本家・本元である米国がこの程度の下げで終わるとは到底思えないのです。
日本の不動産バブル相場の絶頂だった1989年12月、日経平均が38,915円を付けていた時、当時の米国ダウ平均は、2800ドル程度でした。
そしてその後日経平均は約39,000円→7,000円となんと5分の1になりました。
そんな中、米国ダウは2007年には約14000ドルと5倍まで駆け上がり、現在は9000ドル近辺ですから、日本がバブル崩壊した1990年の米ダウ平均2800ドルと比べてもまだ3倍以上しています。
それが今回住宅バブルが崩壊して、整理に入っているわけですから、この程度で収まるとは到底思えないのです。
不動産と言うのは数字だけで動く金融の世界と違い、現実の物の動きを伴う『リアルの世界』ですから、処理にどうしても時間が掛かるのです。
現実に平九郎の住む地方では不動産売りますの看板がまるで『ハゼが湧く』ように出て来ています。
これらが昨年の実績値では売れず、売り気配を下げてくるのはまだこれからで、融資厳格化による破綻や倒産など現実の痛みもまだこれからです。
また麻生総理が解散延期を決めた事で、協力的だった与野党も再び対決姿勢を強め、国会審議は進まなくなります。
底を打ったとしても、浮かれすぎが禁物なのは言うまでもありませんね。(^^)
おはようございます。ホントに、たーまやーですね。昨日、本能的に、金融のストップ安を買い、寝る前のNYダウのショボさ見て今日は覚悟してたのに口あんぐりです。でも、持つかどうかは決めかねてます。アメリカ人の一致団結して市場を大切にする態度だけは日本も真似なければならないとおもいます。特にアO政治家は!今日は仕事休みなんですが、憂鬱な休みにならなくて本当に感謝です。
もう決済してしまいました。とうとう、デイトレの仲間入りです。相場に、つきっきりなんて出来ないのに。どこかで方針かえないと、相場がいつのまにか上昇相場になったとき(後からしかわかりませんから)完全においてかれますね。いらだちと共になやましいところです。後悔、反省の日々です。
元気小僧さん
デイトレで多少稼いだとしても、本業をなくせば大幅な減収になります。
月給製のサラリーマンに対しデイトレーダーは日雇いなのですから。
平九郎(^^)
平九朗殿
いつも日記楽しみに拝見させていただいております。
原油相場の天井を150ドルと当てられた貴兄の相場観には敬服いたします。それはさておき、今回ちょっと楽観的すぎやしませんかな?
私は単純に軽々とバブル後最安値を更新して低迷すると考えておりますが、いかがなもんでしょうか?
更に、素人が素人判断で安いと判断し買いに入ってきている様子です。
PERはいうまでもなく、PBR自体の信憑性が疑われてくる状況の中、素人が資金配分もマトモにせず乱高下&下方修正に耐え切れるでしょうか…。
また、この乱高下の中資金の変動に耐え切れるでしょうか?
私は、新規素人が投げうる状況こそが大底だと考えます。
ちなみに、NY3000㌦になれば、日経も5000円をトライするかと思うのですがいかがでしょう。
賢明なる貴兄のファンより。
ピアニスト殿
ご心配になるお気持ちは解りますが、病は気から、景気も気からです。
一番元気なはずの日本が落ち込んでいては、回復できる景気も沈んでしまいます。
バブル崩壊当時超悲観論者と言われた平九郎ですが、今回は超楽観論者になります。(笑)
NYダウの3000ドルはあっても、書いたように長期では米国と連動などしていません。
今回以前の米国のように5倍になるなら17年後の日経ダウは35,000円ですね。(^^)