正直、金曜日の東京株式市場の大幅下落には少し驚きました。
まさかこの水準から、ここまで大幅に下げるとは思っていませんで、今更ながらサブプライム問題の根の深さを感じています。
ただここまで来ると、やはりそれほど悲観的になれないのは、日本のバブル期の経験と、底力への信頼と期待からですが、経験のある日本は異常事態の認識をすれば、対応は素早いものになります。
イソギンチャクの触手が異物に触れて急速に縮むように、素早い対応の結果として資金の引き上げや、融資の回収、消費の縮小などが一気に起こった事が主因だと考えています。
まあ、何時の世も借り入れを極限まで膨らませ、資金の増殖を狙うものは居ますが、今回不動産流動化セクター以外ではそれほど目立った動きはありませんでした。
従って、ダメージは確かにありますが、世界的に見たら軽い方で、円への信頼が増した結果としての円高です。
しかも対応策は素早く策定され、実施される方向です。
繰り返す事になりますが、日本の株安は敏感に反応しすぎた結果であって、実態以上に売られすぎの感を強めています。
日本でも不動産バブルの崩壊時は何時までも楽観論が支配し、組織の中心には、借り入れは永遠に出来るとでも考えているような経営者が蔓延し、企業のバランスシートは不良資産で一杯でした。
今回は全く違います。
メモ主力株は既に底打ちしているの考えは変わりませんし、ここは冷静に対処したいと思っています。(^^)
どうもこんばんは。市場の暴落とは投資家に出された試験ではないでしょうか。つまり投資している会社についてそれぞれが今までにどれだけ勉強してきたのか、と。私自身はまだまだ不勉強ですが、以上が平九郎さんの投資メモから勝手に学んだことの一つです。
七つの海さん
こんな時昔から保有している株は納得している安心感がありますね。
サブプライム問題で、NY市場の暴落は予想していましたが、日本株の2003年最安値更新は全く予想外でした。
メモ最大の教訓は「予想や、予言は当たらない」と言う事だと思います。(笑)