米金融安定化法案が下院にて可決されました。
修正されたとは言え今度は263票対、171票の大差で可決です。
これを受け米国ダウ平均は一時300ドル以上上昇したものの、結局前日比で157ドル下げ、高値からの下げ幅は471ドルと大幅なものです。
これはいよいよ景気後退の痛みが意識され、実体経済の本格的悪化が懸念され始めたからでしょうが、安定化法案の可決はある程度は織り込んでいた事にもなります。
ただやはり成立に向けての一抹の不安が残っていた事も事実で、それが可決直後の急騰に繋がったわけですが、結局実体経済の悪化が勝ったことになります。
また週末の東京市場はヘッジファンドの解消と見られる売買が頻発し、平均株価の反動幅以上の下げに見舞われた銘柄が多いです。
ヘッジファンドは130-30と言われる運用が多く、これは、割安株を運用資金に対して130%買い、割高株の売りを30%建てるという運用で、マーケットの変動に強いと言われています。
所がファンドが資金難で破綻すると、ファンドを解消するには割安株を叩き売り、割高株を買い上げる形となってしまします。
これが金曜日はダウ平均の下げ幅以上に優良銘柄がきつい下げを示した原因だと思われます。
恐怖に支配された市場は、表面的な理論通りには動きません。
最も時間が経てば、異常値の付いた株価もその時点での適正株価に収斂されることになりますから、安定化法案の可決で、市場が落ち着きを取り戻せば来週からは異常値の修正が起こる事になりそうです。
しっかし、つくづく相場は甘くないですね。(^^)
エアーバンド アブラゼミ(東京バージョン) 俺はたった7日の命アブラゼミ すぐに死んでしまうアブラゼミ 説教がましいのが俺の欠点。 お前ら 人に生まれたくせに グチばかり言うな。 どんなに辛くてもどんなに打ちのめされても ケツは地面につけるな!ケツは地面につけるな!。時が流れ やがて雨が上がり 雲の切れ間から 夢が見えたなら 高く高く高く ジャンプだ 前より高く! こんばんは。先の「日はまた昇る」といい、島田紳助の曲ばかりですいません。You Tubeでだれでも見れますョ。紳助自身も1990バブル崩壊で土地、株でエライ目あってます。経験からくる日本への応援歌です。
元気小僧さん
不動産バブルの崩壊で痛い目にあった人たちが、今なお組織や家庭の中心にいる日本は、今回の事態を一番早く克服するものと信じています。
ピンチはチャンスです。(^^)