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為にするコメント

原油価格が急落してきました。
米国を襲ったハリケーン・グスタフが大きな被害もなかったため、WTIの原油相場は一時10ドル安の、105ドル台まで下がり、現在は110ドル台での推移となっています。
また、他にもオリンピック終了後の中国の需要減少予想などが影響しているとの見方もあり、原油相場は急速に100ドル割れを意識する相場となってきました。
面白いのは、本日の日経でエネルギー系の研究員が年内80ドル台を予想しているのに対し、銀行系エコノミストの予想が、100ドル程度で下げ止まり、年内95ドルー115ドルで推移すると予想していることです。
なにが面白いかと言いますと、エネルギー系の研究員が相場を真剣に予想しているのに対し、総研系エコノミスト氏は、コメントする為のコメントなのが良く出ているからです。
これは、エネルギー系が『年内80ドル台に下落すると見ている。』とはっきり方向性を示しているのに対し日経報道の総合研究所のコメントは
『100ドル程度で下げ止まり、年内は95ドルー115ドル程度で推移する公算が大きい。』
とあります。
これでは現在価格に10%程度の幅を持たしただけでしかありませんし、しかも100ドル程度で下げ止まると言いながら95ドルを予想の範囲とし、最後には「公算が大きい」です。
これは言い換えれば『さっぱり分かりません!!』と言うことなのですが、そうはコメントできないだけに上記のコメントになります。
あとは示したレンジから相場が外れてきたら、再び動いた相場から10%程度のレンジで、コメントを修正すれば良いだけです。
これなら外れようがありませんから、誰も責任を取りたくない組織の中では結構重宝な存在で、コメントを出す人間は、それなりに出世も出来ます。
ただ、相場に真剣に対峙しているものに対し、有益なのはエネルギー系の研究員であることは言うまでもありませんが、それは、予想の当たり外れとは全く別なのです。(^^)

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