必ずご自身で「確認」のうえ「自己責任」にてご利用ください。 当然ですが、損害を蒙ったとしても、なんら保証されるものでは有りません。

よかった?

本日の日経で、会員制サイト「日経ネットPLUS」を通じ、個人投資家のこの1年の投資成果を聞いたところ、株式で75%、投信では、53%の人が損していたそうです。
ところが、それにもかかわらず、「貯蓄から投資へを実践してよかったと思う」と答えた人は全体の66%と「失敗だったと思う」の34%を上回ったそうです。
2003年2月、竹中平蔵経済・金融担当相(当時)の音頭とりで、官民あげて、「貯蓄から投資へ」の動きが始まってから既に5年が経ちました。
また同記事は冒頭で「国には責任を取れと言いたい」と思ってる人が居る事を示してますが、これは少し違うと思います。
なぜなら、「貯蓄から投資へ」の動きは解説すれば、「もう国は国民の貯蓄を保証する能力が無い」という事だからです。
すなわち好むと好まざると、国民は投資を実践せざるを得ないのです。
外国人から見たら「最も成功した社会主義国家」といわれた日本ですが、社会主義が崩壊して、資本主義に移行し始めたと考えると解りやすいかもしれません。
資本主義社会での泳ぎを覚えないと、溺れてしまうと思うのです。
思ったより投資を実践してよかったと思う人が多いのは、それが解っているからではないでしょうか。(^^)

2 Comments

みみけん

 平九郎さん、こんばんは。
 久しぶりに、コメントいたします。
 そもそも質問がどうかとは思いますが、自分はこの結果は、多くの個人投資家が投資を長期的観点で行うものと認識しはじめているのではと感じました。
 短期での落ち込みも長い目で見ればたいしたことではないと、思っているのかなぁ、と。
 機関投資家や急な資金を必要としている人でなければ、わずか一年間の騰落などそれほど気にする必要もないと思っています。
 まぁ、国の責任だ、投資会社の責任だなどと云っているような人には、そうそうに退場願いたいものです。
 投資も人生もすべて、自己責任が基本。
 選択した結果が良くも悪くも、それが選んだ道ですからね。

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heikurou

みみけんさん
コメント有難うございます。
ネットのお陰で情報の共有化がおき、日本にも長期投資化が育ち始めている気がします。
国が育てたいのは、良質な長期資本の供給者たる、投資家です。
長期投資は人生と同じです。
投資した会社を見つめ続けることで、別の人生を同時に歩める気がします。
平九郎

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