友人が連絡してくれたのですが、6月20日に改正建築基準法が施行された建設業界でこんな騒ぎが持ち上がっています。
簡単に言えば、建築確認が停滞しているため、建築着工に遅れが出ていると言うことです。
影響は一定以上の規模を持った物件に大きいようですが、住宅着工件数に既に影響がでています。
7月の住宅着工は94万戸(年率換算)で、前年同月比で23%の減少です。(前年128万戸)
年率換算値ですから、7月だけなら後の月で取り戻すことも可能でしょうが、どうも9月現在でも混乱が続いていて、収束の目処すら立って居ないようです。
建築確認と言うスタート部分で、3ヶ月の遅れが出ると、年度内に遅れを全て取り戻すのは不可能でしょう。
また着工遅れによる急激な需要の減少は、構造材などの価格にも影響を及ぼしそうですし、年間の成長率への影響も軽視できません。
サブプライム問題の影に隠れて、殆ど問題視されていませんが8月の住宅着工の数字が出てくれば、エコノミスト達が騒ぎ始めそうです。(^.^)
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