必ずご自身で「確認」のうえ「自己責任」にてご利用ください。 当然ですが、損害を蒙ったとしても、なんら保証されるものでは有りません。

セミナー出席しました。

野村證券主催のセミナー経済・金融展望「米サブプライムローン問題に揺れる世界の金融市場」に出席してきました。
講師は、野村証券(株)金融経済研究所 経済調査部シニアエコノミスト 美和 卓氏です。
美和氏は、「手鏡」で有名な植草氏の後釜で、しかも地元で、「路チュー」で有名な衆議院議員、細野豪志氏に似たタイプです。
しかも、講演の開口一番は「私は手鏡は持ってません」でしたから、今後マスコミにも多数出演しそうです。(^.^)
で結論ですが、まあ大手証券主催のセミナーですから、最終結論が穏やかなものになるのは出席以前から予想していました。
第一あまり悲観的な予想を出す人間なら、商売に差しさわりが出てしまいますから、会社が表に出しません。
簡単に纏めれば、国内は
設備投資の減速から、国内景気の減速があるが、在庫調整が済んでいるので、国内景気は穏やかな拡大傾向を維持。
米国金融市場に付いては
証券化に伴う信用リスク増幅への懸念を示しながらも最終的に投機資金が、信用リスクを取らざるを得ない構造に変化は無い。
としておりました。
最終的な結論は、上記のように比較的穏やかなものですが、氏の発言で平九郎的に一番耳に残ったのは
「サブプライムに端を発した今回の問題は、ある日を境にすべて片付くと言ったものでは無い」
 
と言うものでした。
世界中にばら蒔かれたCDO(債務担保証券)の評価替えが始るのは、やはりこれからと言う事ですね!(^.^)
(以上の解釈は平九郎の解釈であり、美和氏の真意とは一部違っている可能性もあります。上記はあくまで、平九郎にはこの様に解釈できたと言う事です。)

2 Comments

MNF

いつも大変お世話になっております。
そういう意味では、現在は「嵐の前の静けさ」といったところでしょうか?
こういう状況下でも、いったん手仕舞わずに、相場に居続けることが正解なのでしょうか?(銘柄選択がより重要になるんでしょうね?)
こういう相場は初めて経験するので、対処の仕方に悩んでいます。
これからも勉強させていただきます。

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heikurou

MNFさん
これは投資主体のスタンスの問題だと思います。
トレードか、投資か、投機かで皆違いますね!
一番難しいのは投機で、次がトレードですから、平九郎には無理のようです。(^.^)

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