昨日、メモでも紹介したことがある、中前国際経済研究所の中前忠代表のコメントが、日経一面「マネー調整」で紹介されていました。
それは、今回の市場の動乱は
「住宅バブルという延命措置で維持してきた米景気の大調整の始まり」
という中前氏らしい、かなり辛口のものです。
ただこれは日本での不動産バブルの崩壊を、始まりから終わりまで見てきた者としては、妥当な気がして仕方がありません。
こんな事を書くと、また暗いと言われそうですが、米景気、米株価に対しては結構厳しく見ています。
理由はやはり、今回のサブプライムの問題が米住宅価格の下落を加速させる可能性が高いと思うからです。
その結果中前氏の指摘するように、米景気の大調整が始まるとすれば
対米依存度が高いエマージング市場は、貿易摩擦の影響を受けやすい、津波が高くなりやすい市場と思うのです。
今回は特に、中国市場などは日本以上に危険な気がします。
少しくらいの下落で迂闊に手を出すと、大火傷を負いそうな気がしてなりません。
平九郎さん、こんばんは。配当4%以上、PER10以下、PBR1以下、しかも増益予想。こんなのがゴロゴロしてますね。当分は、こんなので凌ごうと思ってます。(ジャスダックでは外国人が久々に買い越しだそうですが。)昔、店頭と呼ばれてた時から幾度となく見た光景です。その後、本当に、景気がいかれて、業績悪化、減配で安かった株価に納得なんて経験もしてきました。 2005年秋、マンハッタンの地価が月間で過去最大の下落したとき、いよいよ逆資産効果の始まりか?と警戒しましたがここにきて一気に問題が表面化!中前さんという人の記事みましたが、多分、以前の日本と同じ(明治以来、5回確認されてる)クズネッツサイクル(住宅、建設需要)が下降局面に入ったと言われてるのだと思うのですが。もしそうなら、周期がキチンより長いので、たちが悪いですね。 でも、いまは、メタメタの、その他金融は、バブル崩壊大不況の中、業績を飛躍的に伸ばしました。どんな状況でも成長する企業(株価大暴騰)はあるもので、それが、このサイトの会社ならいいですね! しばらくドタンバタンで、長期投資家は、より少なくなるでしょうね。知り合いの人に「この前売った株どれぐらい持ってたん?」ときかれて「あれは早かった。6か月ぐらい。」って言いますと「ろっ ろっ 6か月!」と真顔で驚いてました。宵越しの株は持たんそうです。
PBY元気小僧さん
宵越しの銭は持たない江戸っ子より、土地を保有し続けた地主さんが、お金持ちになったようです。(^.^)
日本が長期低迷した時期、アメリカは史上最高値を更新していました。
今回は逆になっても不思議ではないでしょう。
ただ、メモの長期銘柄は外需に大きく依存するものは、最初から投資対象から外しています。
平九郎