必ずご自身で「確認」のうえ「自己責任」にてご利用ください。 当然ですが、損害を蒙ったとしても、なんら保証されるものでは有りません。

構図

しがないサラリーマンさんから、長文のコメントを頂きました。
同社に縁のある業界にお勤めのようで、非常に詳しい内容で、この様なコメントは大歓迎です。(^.^)
ガス開発は、なんとしても、ファンドに組入れておきたかった銘柄で、最大の理由は、やはり、実物資産のもつ安心感で、バフェットの言う安全余裕率です。
また、首都東京のお膝元にある、ガス田など、2度と得られぬ資産の価値を、国の安全保障上からも、高めておく必要を感じているからです。
微量とは言え、天然ガスを燃料とした、コージェネや燃料電池を首都近郊に分散設置する事が、非常事態での、日本の安全保障に?がると思っています。
今回、東京電力は社内にガスカンパニーを設置済みで、ガス事業の拡大を量っており、ガス開発はその尖兵の位置づけです。
しかも指揮を執るのは、元東電企画部長として、電力事業を知り尽くした、佐竹社長です。
通常企業経営者としては、少しでも安いエネルギーは大歓迎ですが、躊躇するのは、やはり東電のもつ安心感が、他の会社では得られないからです。
その点、東京電力の、元常務が経営する、東電関連会社は、万が一の時は再び電力主力に戻れるという、安心感があります。
この辺りが、同社の今後の営業に、結構影響すると思って居ます。
また、東電は世界最大の、天然ガスのユーザーと言いますから、当然価格面でも有利な位置にありますし、ガス開発も、会社発足当時から天然ガス一筋ですから、プロパンガスから、転換した他のガス会社に比べれば、減価償却の面からだけでも、優位性は高いでしょう。
注意:銘柄に関する記述は、あくまで筆者の主観であり、株価の行方を断定するものではありません。
ブログを参考に保有する人は、必ず自己責任にてお願いします。
言わば、時の利、地の利、人の利、がある状態ですから、資産としては、最適と考えています。(^.^)

2 Comments

しがないサラリーマン

 日記に私の名前が紹介され光栄です(^^*)。
 調子に乗って第2弾です。
1.隠れた問題
 先日のコメントで少し触れましたが、関東天然瓦斯開発や伊勢化学工業(及び両社の関連会社)は天然ガスやヨードの生産を増やと、排水処理しなければならない排水が比例して増加します。排水処理の水質基準について、平成20年or21年に水質汚濁防止法の第6次規制が適用されます。第6次規制で予想されるのは、富栄養化の原因となる窒素、りんの排出規制が強化されることです。具体的には、現在よりも排出する排水の濃度がより低い濃度に規制されるか、総量(排水量×排水濃度)を規制されるかです。
 井戸から汲み上げられ、天然ガスを分離したかん水は、長期にわたって色々な成分が蓄積し溶解しているので、窒素やりんが高濃度に存在します。つまり、第6次規制で窒素、りんの排出規制が強化されると、天然ガス(副次的にヨード)増産を増産するためには、現在以上に環境対策にお金を要し、排水処理設備の土地が必要になってきます。排水処理設備の設備投資額自体は財務状況から問題ないと思いますが(ガス管敷設の方がお金はかかる)、継続的に発生する排水処理のランニングコスト(薬剤費や電気代)によってガス産出のコストアップになるの確実です(どれくらいになるかはわかりませんが)。窒素、りんの総量規制が適用されると、増産がかなり制約されます。もしかしたら、会社が古いので土地に余裕がなく、敷地不足が増産のネックになるかもしれません。
2.隠れた圧力
 排水の水質規制項目にホウ素があります。2001年に水質汚濁防止法が改正されて排出基準値は、海域以外(河川や湖沼など)は10mg/L、海域は230mg/Lと定められています。海域では23倍の余裕があります。排出する区域でこんなに排出濃度が異なる水質規制項目はホウ素以外にありません。海域への排出濃度が高いのは、電力会社の圧力です。
 電力会社の発電所は海沿いにあり、排水は海域に処理後放流しています。石炭発電の場合(結構多い)、石炭にはホウ素が含まれているため、排水にホウ素が含まれます。排水中のホウ素濃度を10mg/Lまで下げることは技術的には何ら問題ないのですが、コストアップになります。電力会社の圧力によって、河川や湖沼と比べて高い規制濃度になっているのです。
 第6次規制はどうなるでしょうか? 電力会社の圧力が・・・
3.おまけ
 源泉かけ流しの温泉の廃業危機について、ニュースで目にした方もいるかもしれません。平九郎さんの温泉名所の伊豆でも話題になったのでは?
 排水の水質規制項目にホウ素とフッ素があり、温泉の源泉は、排出基準以上のホウ素とフッ素が含まれています。源泉かけ流しの温泉は、浄化槽などの簡易設備で有機物を処理して、ホウ素とフッ素は特に処理せずに河川に放流しています。2001年の水質汚濁防止法改正時、環境省は旅館業に対して緩和措置をとっていましたが、次の改正時に規制を適用するかもしれないと噂されていました。仮に適用されると、旅館にとっては高額なホウ素やフッ素の排水処理設備を設置しなければならず、源泉かけ流しの温泉は採算がとれず、廃業するしかありませんでした。結局、次回の改正時でも緩和措置を継続することに決まりました。
 よく考えてみると、ホウ素とフッ素濃度の高い源泉がそのまま河川に流れ込んだり、河川に温泉が湧き出ているのに、風呂場を通過すると処理しなければならないというのは、何ともおかしな話です。

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heikurou

しがないサラリーマンさん
環境問題は重要だと思います。
やはり、潅水は全量を地下に戻すのが正解でしょう。
技術は、進みます。
遠くない将来、CO2の地下埋没と共に、潅水の全量地中還元も実現する事を信じます。
当面は、パイプライン増設や、財務効率化で、増益は十分確保できます。
その間に、京葉地区のガス関連会社を纏め上げ、国の戦略的エネルギー元として、南関東ガス田を開発してほしいものです。
また、ヨードの戦略的開発も必要でしょうが、社長は十分理解しているはずです。
会社に潜在力があり、社長に能力があるなら、あとは、やる気の問題です。
社長のやる気を引き出す声援を送りたいと思っています。(^.^)
平九郎

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