一夜明けたら、米国市場、アジア市場、ドル、商品の全てがが、急落していました。
しかも、日本では、日興コーディアル、の不正会計を会社が認め、前会長らへ31億円を請求するとの報道や、三洋電機の、粉飾報道が重なっています。
懸念の裁定残高は、史上最高水準ですから、当然、今日の東京市場は、急落が予想されます。
株価が伸びきった状態での、海外発の急落は極めて危険です。
急落の初期は、戻りも急速で、つい買いたくなるのですが、メジャーSQが3月9日に控えており、短期的な戻りがあるとしても、そこまでは、かなり危険な状態だと考えています。
しかも日本では利上げ後で、裁定取引のコストも上昇しています。
これは、本来なら株価にとって中立であるはずの、裁定取引が、解消されやすく、入りにくい状態と言えます。
今回5兆円以上ある裁定残高が10~30%の解消された場合の株価に与えるインパクトは、相当大きなものになります。
何時もながら、マーケットの悪意を感じる時です。
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