必ずご自身で「確認」のうえ「自己責任」にてご利用ください。 当然ですが、損害を蒙ったとしても、なんら保証されるものでは有りません。

マーフィーの法則

「いかに準備万端でも想定外の事は起こる」は、サッチャーの法則と言われるものですが、日本ではマーフィーの法則の方が有名でしょう。
代表的なものでは、
「洗車しはじめると雨が降る。雨が降って欲しくて洗車する場合を除いて。」
とか、
「食パンを落とすと必ずバターが付いているほうが下。」
などが有り、「こんちきしょうの法則」等とも言うようです。(^.^)
投資をやっていると、此れが面白いようによく起きます。
いや、面白くないように起きると言った方が良いかも知れませんが、考え抜いた投資が、投資資金を投じた瞬間の「事件や、事故、または、会社発表」などで、愕然とさせられる事が始終あります。
実は、主力銘柄の、三谷商事を購入したときも、かなりの時間をかけ、丁寧に安値を拾い、あとは、待つだけの状態になって直ぐに、「西武鉄道の株主持分に対する有価証券報告書虚偽記載」が発覚しました。
結果は、良く知られたように、平九郎の地元にある子会社の「伊豆箱根鉄道」を巻き込み、西武は上場廃止となりました。
結論から言えば、三谷商事は何事も無かったのですが、購入したばかりの、平九郎としては、三谷は同族系の西武と良く似た会社に思えました。
そのため、三谷商事に西武同様に有価証券虚偽記載が発覚し、上場廃止になる可能性を考えたわけです。
現実に、この後、周辺電鉄にも波及し、事態の拡大で、収拾の付かなくなるのを恐れた東証が、事前の訂正報告書の提出を求め、応じた企業が確か百数十社有ったように記憶しています。
今でこそ、杞憂でしか無かったわけですが、当時は自分が何時も乗車していた「伊豆箱根鉄道」が上場廃止になったわけですから「もしや!」と、考えるたのも、無理の無いものでした。
そのため、購入した三谷を売却して、再出発を考えた事もあったのですが、購入当時、三谷は株価510円程度で、帳簿上での1株純資産が1,200円程度ありましたので、保有を継続しました。
結論は、バフェットの言う、安全余裕率に救われた事になります。
三谷商事は今でも、割安の判断で、保有しています。
しかし、どれほど、調べようが、考え抜こうが、想定外の事態は起こります。
投資も、人生も、
想定外の事態が起きる事を想定して、戦略を組む
 
必要がありそうです。(^.^)

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