必ずご自身で「確認」のうえ「自己責任」にてご利用ください。 当然ですが、損害を蒙ったとしても、なんら保証されるものでは有りません。

のれん代

のれん代ってなに?という質問がありました。
専門家でもない平九郎に質問するより、自分で調べる方が早いのでは?とは思いましたが、よい機会ですので、少しのれん代の話です。
辞書的には
のれん代=買収企業の買収金額マイナス買収会社の純資産
となります。
フェイスの買収したギガ等は正しく営業権=「のれん」の買収でした。
仮にのれん代100億として、5年で償却するなら、年間20億円は、経費となり、利益減少要因ですが実質的には、資金が流出する訳ではないので、金は会社に残ります。
つまり、償却期間を長くすれば、経費が減り、利益は出やすくなります。
ただし、買収以前から黒字企業なら、利益分法人税の負担が重くなるため、税務的には、短期の償却が有利です。
サラリーマン経営者ですと、黒字を確保する為に、償却を長くして、利益を多く見せがちですが、オーナー経営者は、最終利益を少なくしても、実質的に有利な、短期償却を好みます。
ですから、上記例にしても「のれん代」の償却期間を20年とかすれば、会計方法の変更だけで、15億円の利益が増える事になります。(20年が法律上可能か否かは知りません)
主力銘柄のフェイスも、買収したギガの「のれん代」の償却期間を長くすれば、利益はでます。
短期の投資家なら、利益を出して、配当を増やす事を喜びそうですが、長期的に考えるなら、利益は出来るだけ出さない方が有利です。
肝心なのは、償却により、社内に滞留する資金の使い道ですが、成長する企業はそれらを、次の成長の芽を育てる為に使います。
フェイスで言えば、VOCE事業などがそれに当たります。
ただし、次の成長の芽となるには、成功する必要がありますが、成功できるか否かは、投資家には分かりません。
投資家に分かるのは、経営者に能力があるか、新規事業に失敗しても、耐えられる事業の進め方をしているかだけです。
平九郎がフェイスに投資しているのは
『社長の平澤氏に能力があり、多少の失敗にも耐えられる事業展開を行っている』
と判断しているからです。(^.^)

7 Comments

cpainvestor

平九郎様
ご存知かもしれませんが、のれん代の会計基準は、日米で大きく異なっています。フォーサイドドットコムという会社を例に少し解説しております。
よろしければ、私の7月27日のブログエントリーをご覧下さいませ。

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heikurou

cpainvestorさん
コメント有難うございます。
会計的には、素人なので、非常に助かります。
間違いや、足りないところは、バシバシ指摘してください。(^.^)
ステップをお持ちのようですが、私が、資金を作った最初の銘柄といって良い銘柄です。
社長にもお会いして、お話したことがありますが、良い株ですよね!
(だだし、ヘビースモーカーのところがチョットです)
ちなみに株主総会で、アップの社長とも話したことがあります。
平九郎

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投機初心者

平九朗様
cpainvestor様
質問させていただきました 投機初心者です
分かりやすく解説いただきまして 有難うございます。
実はフェイスの貸借対照表にのれん代が計上されていたので、
自分でよく調べずに質問させていただきました 反省しております。
非常に勉強になりました。

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cpainvestor

平九郎さま
 そうですか、過去にSTEPをお持ちでしたか。うれしく思います。三谷商事は平九郎様から頂きました。まだ、保有歴1年程度ですが、よろしくお願いいたします。
 最近フェイスとメガチップスばかりで三谷のエントリーがないのがさびしい限りです。

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heikurou

ななこさん
有難うございます。(^.^)
コメント感謝します。
投機初心者さん
投機をやるのは少し早いのでは?
現状は結構危険ですよ!
capainvestorさん
三谷は現在も保有中です。
会社は多分持ち株会社を核に再編を考えているでしょうから、暫く待ちます。
平九郎

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