昨日、いや、今日ですが、3時半頃家の外に出たところ、秋の虫が大合唱でした。
随分夜中と思う方も居るかも知れませんが、田舎では、この時期、3時半は新聞が届く時間なのです。
相場も、先週の金曜日は、一時、強張る場面があったものの、引けに掛けて急落して、結局平均株価は、下落して終わり、秋の訪れを予感させます。
原因のかなりの部分を占めていると思われるのは、ソフトバンクの急落です。
リーマンブラザーズが、同社株の目標株価を900円に設定した事が直接の原因のようですが、時価総額ベースで見れば、週末1日で、2300億円近くが吹き飛んだ事になります。
問題なのは、同社株は個人の人気株で、同社株が、リーマンの目標株価に向かった場合、回復途上にある個人のポートフォリオに与える影響が大きい事です。
同社株の下落は、直接、または間接的に個人投資家の評価損率を、再び拡大させる事になります。
例え、同社株を保有していない投資家でも、同社の動きには十分な、注意が必要です。
御返事、ありがとうございました。
さて、私の方は、今回バブルが、このまま終焉なのか?継続なのか根拠を求めて調べております。
日銀ホームページで直近マネーサプライを見ました。広義流動性では 5月2.5% 6月2.2% 7月1.7%(対前年比)と伸びは鈍化しております。
但し、打ち明けを見ますと、7月値で
年金信託+11.9%(37兆円)金銭信託+54.2%(163兆円)投資信託+13.2%(37兆円)
でした。
同時に財務省ホームページで法人企業統計より資本金10億円以上で全産業「投資その他の資産内明表合計」で検索すると、最新で171兆円になります。
私のつたない記憶によれば、20年前のバブルでは
企業の特定金銭信託(特金)なるものが、かなり幅を占めたように思いました。
今後の相場では、このあたりの流れも大切ではないか?と考えております。
シロぴょんさん
今回の相場が、バブルとは考えていませんが、目先警戒感を強めています。
20年前の「特金」のピークは45兆円程度であったと記憶していますが、ほぼ同額のアクティブな株式投信の存在がありました。
現在の株式投信は、グロソブ等の外債型が、分類上株式投信に分類された「水増し分」がだいぶありそうです。
平九郎
貴重な御意見ありがとうございました。
裁定買い残高の積み上がりは、確かに大きな懸念でしょうね。
現在の相場で分からないのは、7月底値から買い上げた主体は、先物主導なんですが、高炉株を代表に、どうも、それだけでは説明できない何かがあります。
御指摘のように油金の疑いは濃いです。
オイル価格は下落してませんから。(笑)
この先、明確にボックス圏を抜けるのか?
残念ながら、神のみぞ知るです。
ただ言えるのは、金融相場→業績相場へ
シフトしていくのでしょう。
法人企業統計によれば、企業合計での営業利益などは、どうも目先、頭打ちぽいです。
それでも、個別業績では自動車関連、建設機関連、高級鋼板など、完全に、追い風です。
益々、チャイナ様様です。(笑)
油金ばかりでなく、豊富なチャイナ外貨の動向も、気にしなくてはいけない時代かなと思っております。