必ずご自身で「確認」のうえ「自己責任」にてご利用ください。 当然ですが、損害を蒙ったとしても、なんら保証されるものでは有りません。

追証(おいしょう)

今日信用取引の「追加証拠金」を入金した人の話を聞きました。
どうも、最近多い気がしており、ネット証券の手軽な信用取引口座開設と無関係とは思えませんが、ネット系だけでもなさそうです。
株式市場では、株が上がっている最中は、皆がハッピーですが、一旦逆風が吹き始めると、あちこちで、追証の話が出始めます。
これが出始めると、次は、底値を探る動きになりますが、大抵は、追証の掛かった投資家が、全ての清算を迫られた時になります。
無論、追証は強制的に清算されない為に入金するわけですが、追証を入れて助かるのは稀です。
第一、追証を迫られる投機家は、少しでも戻ったら、もっと戻ると考え、絶対といって良いほど、戻り相場では清算できません。
相場で、一番難しいのが戻り相場を売ることで、既に追証を発生させた投機家では、不可能に近いです。
通常は、追証を入れながら、戻りを待ち、最終的に無一文になるまで入金を繰り返すか、一旦は切っても、戻り相場で、再び建て玉を増やす為、結局は破滅します。
これは、追証を発生させる殆どの投機家が「相場が悪いから」と考える事から発生します。
しかし、相場が悪いと考える事が、そもそも間違っているのです。
そもそも、○○ショックなどと言う事体や、事件は長く相場に携わっていれば、必ず遭遇するものです。
そのたびに、相場のせいにしているなら、市場からの退場は早いです。
ましてや、現在は、日米共に、市場から資金が流出しやすい金融の引き締め期に当たると言う、極めて危険な時期です。
追証が発生するのは、信用取引の使い方が根本的に間違っているからです。
 相場が悪いのではなく、運用を指示する自分が悪い
のです。
追証の発生は、今すぐ信用取引を止めろという、証券会社からの唯一の確実なアドバイスです。

最も、追証発生で、建て玉を外せば、相場は必ずといって良いほど戻ります。
しかし、くどいようですが、追証を入金してから、相場が戻ってきた場合、戻っているうちに建て玉を清算できる人は皆無です。
戻れば、戻るほど、よりいっそう欲が出てきます。
結果は、再度の追証が発生するまで、放置されるか、戻る過程で、再び建て玉を増やし、事体をより悪化させます。
また、友人や、親族に追証の発生を知り、強引に全てを清算させれば、必ず恨まれます。
これは、追証を発生させている人は、責任を相場に転化している人であり、アドバイザーがいた場合、結果が悪ければ、責任をアドバイザーに転化するからです。
その為、対処療法になりやすく、整理が長引くのです。
追証は、アドバイザーにも、返り血を浴びせます。
一度発生した追証への対処アドバイスは、返り血を浴びる覚悟が必要です。
もし、自分の親が、追証を発生させていたなら、殴ってでも止めさせるか、遺産を全て使い果たした、親の面倒を黙って看る覚悟が必要でしょう。
追証を入金すると言う事は、「家の金を持ち出し、博打を継続する」という事なのです。 

2 Comments

ファンダメン太郎

含み損だとか含み益だとかいう認識が判断力を奪うのでしょうね。
建て玉を清算できないのは、その銘柄(の含み損(益)=過去)しか見てないからです。
他に魅力的な銘柄を見つけて現在から未来に乗り換えればいいのに、と思います。
日本円というのも立派な投資銘柄ですし。

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ファンダメン太郎

えらそうな事書いてすみません。
金融引き締めで危険というご意見に激しく同意です。
マスコミは根拠の無い底打ち感を煽っておりますが、大変危険な煽りだと思います。
ゼロ金利感覚でボケた国内組をよそに、まず外資が逃げ出すのではと危惧します。
今の好景気は正体が分かりません。
お邪魔しましたm(_ _)m

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