必ずご自身で「確認」のうえ「自己責任」にてご利用ください。 当然ですが、損害を蒙ったとしても、なんら保証されるものでは有りません。

フェイス決算発表

フェイスが決算発表をしました。
今期決算は、経常ベースで、単独では9%増益、連結では15%減益と、少し難しい決算となりました。
しかし税引き前の連結営業キャシュフローでみれば、前期51億に対して52億と微増ですから、新規連結子会社が4社も増え、新規事業の販管費も増えている事を考えれば、実質は増益と言っても良いでしょう。
これ等は、連結キャシュフロー計算書での、法人税の支払い金額が増えていることからも、確認できます。
法人税の支払いが、前期21.1億円→今期22.8億円ですから、実効税率を42%程度と見れば本来なら50億円以上の経常利益を上げている計算です。
(税務署の計算では、最低50億利益が出ているから、22.8億円の課税で、利益を圧縮している企業は、支払い税額が通常の利益を推察させます)
連結の来期予想ですが、単独の利益が堅調で、新規事業に資金を注いでいる場合、新規事業の収益化に、確実性が認められるなら、今期利益が少なくても、問題はありません。
注目の来期予想は、経常ベースで四季報の23億円に対して、22.2億円の予想ですが、売上は51.3%増の454億円と、強烈な伸びを見込んでいます。
売上の急増はウェブマネーの販売増と、ギガの買収効果を見込んだものと思われます。
また、経常利益を22億程度と見込むのは、今期利益急増が期待できるブラジルの着メロ事業の利益を、米国のVoce事業が打ち消す形にして、節税効果を狙ったからと思われます。(今期セグメントの北米を米州として、ブラジル事業と統合)
その上で、当期利益の大幅な減少(81.4%)を予想するからには、何か特別損失も計上する積りでしょう。
また、期待の高かったギガの売上が47億で、営業利益が6億円と、思ったより少なく見積もっています。
これは、顧客の重複分による売上の減少なのかと思いますが、その分経費の重複分もあるはずです。
何れにしてもギガの利益は、営業権の償却年数を多めに取れば、膨らみますのでキャシュフローで、見るべきでしょう。
単純に営業利益6億円に、営業権の償却費24億円を加えれば、30億円がキャシュとして入ってくる計算です。
以前からのキャシュフロー50億円を加えれば、80億円のキャシュを生む企業になるわけです。
フェイスを80億円のキャシュフローを生む企業で、そのキャシュを将来性の有る事業に注いでいると見れば、現在の500億円程度の時価総額は、割安感があります。
問題は、事業の将来性となりますが、平澤社長への信頼感が高く、平九郎ファンドの主力銘柄の位置は、全く動きません。(^.^)

4 Comments

ベス

平九郎さん
決算でましたね。予想通りの内容でしたが欧州での事業はもしかしたら難しいかもしれませんね。
私は仕事で欧州によくいくのですが、一般的に日本的なサービスはどうも彼らの感覚にはピンとこないようです。ただ米州はすごい!期待大ですね。
この決算で売りに出る人がいるでしょうが、投資は夢を買うものだと思ってくれる人がその売りを買って仲間になってほしいですね。ぼくも買いますけど。では。

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TOM

フェイスの来期予想にはフェイスコミニケイションズ(2006年12月期<計画>7617百万円)も含まれていると思いますが、またギガの売上今期10ヶ月分として1割強少なく見積もっていると思われます。それよりフェイスコミニケイションズの今期計画営業利益▲1,901百万円来期計画営業利益1,034百万円で考えると来期は2935百万円営業利益が増える計算になります、あくまでも計画ですが。5/20 22:28

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heikurou

ベスさん
欧州は、昨年出資分19億円を償却しているので、今後のマイナスは余りないとおもいますが、たしかにフランスあたりで、着メロは似合わないかも知れませんね
夢千本さん
Yahoo!は9年で270倍になったそうですが、目指せYahoo!ですね。(^.^)
TOMさん
ギガは仰る通りですね、米州事業は、来期は、ブラジルの利益も加わり、凄い事になると思っています。
平九郎(^.^)

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